テクノポップ/テクノポップ関連情報

世界のエレクトロ男女ペア~英国編(5ページ目)

「世界のエレクトロ男女ペア」対談、日本編に続き、第2回は怒濤の英国編。 英国は、エレクトロポップ~ニューウェイヴが栄えた音楽大国ですから、数えきれません。最近のエレクトロ男女ペア(松見さん担当)から80年代のペア(僕の担当)まで掘り下げていきます。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

Yazoo

ガイド:
脱線、結構です。正司敏江・玲児よりましです(笑)。残念ながら、3人ですけど… Yazooはご存知ですか? Depeche Modeを脱退したVince ClarkeがAlison Moyetと組んで、「Only You」や「Don't Go」のヒットを飛ばしました。「Don’t Go」でのVinceの髪型に注目です。

Don’t Go (YouTube)
thecollection

The Collection


The Collection (Amazon.co.jp)

 

松見:
Yazooは2008年に一時的に復活した時に初めて知ってからリリースを遡るという、ちょっとゆとり世代的な聴き方で好きになりました。

Vicious Pink

ガイド:
英国編に於ける個人的最重要ペアの事を忘れていました。これは松見さんにも知って欲しいです。New MusikのTony MansfieldがプロデュースしたVicious Pink (Phenomena)。ニューロマンティックな時代、Brian MossとJosie Wardenが奏でる退廃の美学。後世にも伝えられるべきユニットです。

I Confess (YouTube)
viciouspinkexpandededition

Vicious Pink - Expanded Edition


My Private Tokyo (YouTube)
Vicious Pink - Expanded Edition (Amazon.co.jp)

 

Pleasant Blue (The Best of Vicious Pink) (Last.fm)
pleasantblue

Pleasant Blue



 

松見:
「My Private Tokyo」の歌詞、すごいですね。当時の日系企業の海外進出による影響(のようなもの)が如実かつ端的に表れている感じが(笑)。

Sophie and Peter Johnston

ガイド:
そろそろネタを思いつかなくなってきたの ですが、僕のお勧めとして、Sophie and Peter Johnston。夫婦ではなく、兄妹です。本国でもそれほど売れていませんが、日本盤とかも出ていていました。お勧めは、「Happy Together」。泣ける曲です。

Happy Together (YouTube)
dreams

Dreams



テクノ的には「Television Satellite」の方に軍配があがります。

Television Satellite (YouTube)
Dreams (Amazon.co.jp)

 

Muchuu

松見:
兄妹でひとつ思い出しました。こちらは姉弟ですが、Muchuu(おそらく日本語の「夢中」が由来なのではないかと思います)。2010年に、当時まだ姉のMilkyが21歳、弟のGeorge は19歳という若さでアルバム『Adventure We Go』をリリースしています。

Getaway Train (YouTube)
adventurewego

Adventure We Go


Adventure We Go (Amazon.co.jp)

 

ガイド:
お、良いじゃないですか! やはり兄妹、姉弟となると、爽やか系になるんですかね。あまりあけすけな表現は照れくさいですしね。やはり、英国は音楽大国だけあって、奥が深いですね。まだ、いそうですが、次はおフランスに行きましょう。

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世界のエレクトロ男女ペア~日本編 (All Aboutテクノポップ)
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