とにかく歌手が豪華! トリノ王立歌劇場が2013年に再来日

仮面舞踏会

スター歌手と華やかな舞台に酔いしれたい! 画像は『仮面舞踏会』 (c)Teatro Regio Torino

オペラは、クラシック音楽の中で最も華やかなジャンルです。作曲家が渾身の力で書いた2~3時間の音楽劇に、演出家が最高の演出を施し、舞台セット、衣装、照明の才能が結集。そして、生のオーケストラの演奏に乗ってマイクを使わない歌手たちが演技しつつ最高の歌を会場に響き渡らせる――。正に総合芸術で、一度生の舞台を見てその迫力にトリコになる人も少なくありません。

そしてこの冬、オペラ王国イタリアの歌劇場の中でも、今もっとも注目と言われる、トリノ王立歌劇場の来日公演が行われます!

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イタリアの北西にあるトリノは、ローマ、ミラノ、ナポリに続く人口を持つイタリア第4の都市。歌劇場はミラノ・スカラ座より古い1740年に創立され、プッチーニの『ラ・ボエーム』や『マノン・レスコー』の初演が行われるなど輝かしい歴史を持ちます。その後、火災に遭うなど低迷しましたが、2007年に指揮者ジャナンドレア・ノセダが音楽監督に就任してから世界最高水準に急成長。今をときめく旬の歌手たちが歌いたがるために豪華な歌手がずらり揃い、それがまた質を高め人気となっています。

ノセダ

ノセダは1962年、ミラノ生まれ。ロシアの大人気指揮者ヴァレリー・ゲルギエフに才能を評価され、サンクトペテルブルク・マリインスキー劇場の首席客演指揮者となり大きな影響を受ける。以降、BBCフィル、イスラエル・フィル、メトロポリタン歌劇場など世界中で活躍する

そんなトリノ王立歌劇場が絶賛された2010年の公演に続き、2013年冬に再来日。今回ももちろんノセダの指揮で、加えて、スター歌手が揃いも揃った贅沢な布陣。

演目はヴェルディ作曲のオペラ『仮面舞踏会』と、プッチーニ作曲のオペラ『トスカ』、加えてヴェルディ作曲の声楽曲『レクイエム』。

今年はヴェルディ生誕200年ということで特に『仮面舞踏会』が注目されますが、日本人の注目ソプラノ、市原 愛さんが出演予定というのも輪をかけて注目!

そこで、市原さんにインタビューし、トリノ王立歌劇場のこと、今回の出演についてなど、訊いてきました。

トリノ王立歌劇場 2013年 来日公演 HP
2013年11月29日(金)~2013年12月8日(日)

ヴェルディ作曲:オペラ『仮面舞踏会』
※忠実な部下の妻との不倫がバレる総督…という怒り、葛藤、陰謀など様々な感情がドラマティックな音楽に乗せられ歌われるヴェルディ中期の名作。
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
アメーリア:オクサナ・ディカ
リッカルド:ラモン・ヴァルガス
レナート:ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ
ウルリカ:マリアンネ・コルネッティ
オスカル:市原愛

プッチーニ作曲『トスカ』
※恋人の救出を条件に歌姫の体を求めた警視総監、という3人の間の謀略と悲劇。「歌に生き、愛に生き」のアリアが有名。
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
演出:ジャン・ルイ・グリンダ
トスカ:ノルマ・ファンティーニ(11/29、12/2)
パトリシア・ラセット(12/5、12/8)
カヴァラドッシ:マルセロ・アルバレス
スカルピア:ラド・アタネリ

ヴェルディ作曲『レクイエム』
※宗教曲でありながらオペラ的なドラマティックさがあり、映画やTVなどでも度々使われる人気曲。
指揮:ジャナンドレア・ノセダ 
ソプラノ:バルバラ・フリットリ
メゾ・ソプラノ:ダニエラ・バルチェッローナ
テノール:ピエロ・プレッティ
バス:ミルコ・パラッツィ