Windowsの使い方/Windows 8の基本

Windows8とWindows8.1は何が違うのか(3ページ目)

Windows8.1はWindows 8から地味に、着実に進化したOSです。今回はその進化について紹介します。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

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インターネットサービスとの融合の強化

Windows 8はネットサービスとの連携が強化されたOSですが、このWindows 8.1ではそれがさらに推し進められています。それが大きく現れているのが、インターネット上にディスク領域を用意するクラウドストレージのSkyDriveのデスクトップ用機能と、IP電話機能があるSkypeアプリの標準搭載です。
Skypeアプリ

このSkypeアプリとデスクトップのSkyDriveが標準搭載された。

従来のWindows 8ではスタート画面にSkyDriveアプリは用意されていましたが、デスクトップ用のSkyDrive機能はWindows 7までと同様に自分自身でインストールする必要がありました。しかしWindows 8.1では最初からインストールされています。

これにより、ワードやエクセルなどのOfficeソフトからSkyDriveが格段に使いやすくなりました。というのも、Officeソフトはスタート画面を呼び出すとまずデスクトップが起動し、次にOfficeソフトが立ち上がります。そのため、SkyDriveにOfficeのデータを入れて活用するにはデスクトップ用SkyDriveが必要なのです。
Officeソフトのタイル

スタート画面からOfficeを起動してもいちいちデスクトップが立ち上がってしまう。

また、SkypeはSkype同士ならLINE等のように無料通話ができる機能がついています。小型タブレット端末も増えつつある今、このSkypeは重要なアプリになっていくでしょう。
skypeアプリ画面

skypeアプリ画面

Windows 8.1はこのようにインターネットサービスを積極的に取り込み、使いやすくすることでその使い勝手をよくしています。

そして、デスクトップの取り扱いについては大きく変わってきたように思います。
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