夜12時以降の使用は禁止!
1人1台スマートフォン時代がやってきた今、どう使いこなすかが重要。
しかし、まだ、固定電話しかなかった時代、夜10時以降はなるべく電話をしない、どうしても電話をする場合は「夜分遅く申し訳ありません」の一言を付け加えるのが慣例でした。
そう考えれば、夜の11時、12時まで、電話やメッセージのやりとりをしていること自体、異常なことと言えます。ましてや、それが中高生の間で日常茶飯事であるのだからなおさらです。
夜12時以降も使用しているようなら即、没収してもOK。ただし、事前にルールとして告げておくことが大切です。
そんなこと言っても、「友達からメールやメッセージが来るんだから、返事をしないわけにはいかない」と反論されるのがオチでしょう。しかし、それは屁理屈です。大人として毅然とした態度でこう返しましょう。
「相手のことも考えずに、夜遅くまで、メールやメッセージのやりとりをするような人は、本当の友達ではない」と。
先にも紹介したように、夜中の1時、2時までスマホをいじるようになったら、歯止めが利かなくなっている証拠です。依存症と言っても過言ではありません。メールやメッセージのやりとりに限って言えば、相手がいることですから、自分が依存症になっているということは、相手も依存症にさせているということになります。
メッセージ相手を本当の友達として考えているのなら、「夜、何時までならメールもメッセージもOKだよ。ただし、それ以降は、寝るから返事できないよ」とお互いルールを決めることができるはずです。自分がメッセージを送るのを止めない限り、相手もメッセージを返すのを止められません。こうしたジレンマを断ち切るためにも、親として、ルールを明確にし、節度ある利用ができるような働きかけを大切にしたいですね。