どうやってつくるの?
アイデアやプランが書き込まれたノート
制作のほとんどはパソコン作業
「電車の中でも作業をしています(笑)。いつも複数の作品を並行してつくっていますが、5分の作品だと、だいたい1日8時間制作して3ヶ月くらい掛かります」。
映像作品は見せ方が多様です!
「overlap」2012年、social kitchen(京都)での展示風景 撮影:表恒匡
「僕はまず、会場全体を意識します。そこからどう見せたらいいかを考えます。映像を、体感できるようにスクリーンにするか、集中して見てもらうようにモニターにするか。それぞれの台数にも意識しながら、展示します」。
「あること being/something」2011、兵庫県立美術館での展示風景 撮影:表恒匡
「美術作品としてつくっていますが、映画としても見てもらいたい。いずれにせよ、映像でしか表現できないもの、見る人にも飽きられないように心がけています」。
アーティストの生活
林勇気さん
「美術館や映画館で映像を上映するような作品貸出したり、映像制作の依頼でお金をいただいたりもしています。友達とレーベルを立ち上げて、音楽や本などを制作する活動もしています」。
■今後の展覧会スケジュール
展覧会「あなたがほしい anata ga hoshii i want you」
2013年11月9日~11月29日
WELTKUNSTZIMMER(ドイツ、デュッセルドルフ)
moskitoo の「Fragments of journey」のミュージックビデオの作成・公開
国内外で活動するミュージシャン「moskitoo」の12kからリリースされたニューアルバム「Mitosis」から「Fragments of journey」のミュージックビデオを制作いたします。11月頃に公開予定です。
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■プロフィール
林勇気(はやし・ゆうき)
1976年京都市生まれ、現在宝塚大学造形芸術学部准教授。「あること being/something」(兵庫県立美術館)、「映像芸術祭MOVING」(京都市内)、「planetarium」(アートラインかしわ・かしわプラネタリウム)などで発表している。