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“じぶんホテル”は、家具や雑貨の組み合わせを考えて
ホテルスタイルのアイテムに置き換えるだけ
目に見える“ホテルスタイル”を実現させるためには、まず、小さなスペースを対象として(たとえば最初に紹介した、バスルームのタオルのように)、お手本を設定し、その中の「イマイチかな」と思うアイテムを置き換えます。視覚的に満足できるアイテムに置き換えができたら、その範囲を広げていきます。ホテルらしさのある場所が増えれば家の中は自然と整うので、とても簡単。その際に役立つのが“エレメントリスト”で、“じぶんホテル”を作っていく際の基本のツールとなります。以下を参照し、リストを作ってみましょう。
挑戦したいインテリアの写真を集める
写真集や雑誌から、ホテルっぽさがあるなと思えるシーンや、真似できそうなホテルの写真をピックアップ! 自分が選んだお手本ホテルからシーンを抜き出せるのがベストですが、テイストがブレないなら、いろんなホテルから素敵なシーンを集めましょう(写真はクリックすると大きく表示されます)
お気に入りのシーンからエレメントリストを作る
集めた写真は、リビングやバスルームなどの場所ごとに分けて、ノートなどに貼ります。バスルームなどは1枚のエレメントリストで構いませんが、リビングは広いので、全体のイメージを決めたら、ソファまわり、書斎コーナー、シェルフなど、対象の空間を区切って、それぞれリストを作るのがおススメ。エレメントリストの形式は自由で構いませんが、記入の形式を決めておくと記入忘れがなくなって良いです。写真は1枚だけでなく、関連するシーンはすべて貼りこんで構いません。後からお手本に沿って再現することを意識しつつ、理想とするコーディネートの全体像を押さえて、ポイントとなる部分のディテールを考えるとイメージしやすいです(写真をクリックすると大きく表示されます)
では、リビングのエレメントリストを使って、インテリアへの落とし込みを実行してみましょう。次回で詳しくご紹介します。