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“じぶんホテル”のオリジナルコンセプトを考える

住まいには、その人らしさが反映されます。美しいホテルスタイルのインテリアを目指しながら、自分らしさや家族らしさが表れるインテリアを作るにはどうしたらいいのかをご紹介します。

くろだ あきこ

執筆者:くろだ あきこ

インテリアショップガイド

■“じぶんホテルの作り方”は1~7まであります。
まだお読みでない方は、ぜひ、1からスタートしてみてください。
>> 1:「“じぶんホテル”はホテル基準の部屋づくりメソッド」へ


オリジナリティのある“じぶんホテル”をつくるには

ホテルには、どうやってゲストにくつろいでもらうかというコンセプトがあり、目指すスタイルや雰囲気を熟慮したうえで内装が整えられ、家具や小物が選ばれます。居心地のいい空間は、それだけ考え抜かれて作られています。
オリジナリティのある”じぶんホテル”をつくる

自分らしいホテルを考えることは、自らの暮らし方を見つめ直す作業でもあります。憧れのシーンを暮らしに取り入れるために必要なことを理解しましょう(写真をクリックすると大きく表示されます)

さらに、自宅をホテルスタイルに整えるなら、もっと本質的に、常に整ったホテルのような空間にしたい。もちろん、自分らしいオリジナリティも盛り込んで。そんな“じぶんホテル”を作るために考えるべきことは、以下の3つです。

  1. “じぶんホテル”のイメージを固め、コンセプトを決める
  2. ホテルの実例を参考に“じぶんホテル”の全体像を整える
  3. 現状の暮らし方を把握し、理想の暮らしを整理する

“じぶんホテル”のイメージは、今持っている家具との相性が良さそうなお手本ホテルを探すうちに固まってくるはず。そのイメージが定まったら、次のステップとして、オリジナリティを決定づけるコンセプトを考えましょう。

あなたらしい“じぶんホテル”のコンセプトづくり

住まいを通じて“らしさ”を表すには、じぶんホテルとしてのコンセプトづくりが大切。家族が何に興味を持っているのかを考え、共通項を繋ぎ合わせます。

たとえば、自分が旅行好き、旦那さんが本好き、子供が理科好きだったら、“小さな博物館”のあるホテル、なんてどうでしょう。本棚には本や雑誌と一緒に、実験道具を思わせる小物を並べ、ところどころに旅を感じさせるアイテムを散りばめる。そんなふうに、インテリアの想像力を膨らませましょう。
あなたらしい”じぶんホテル”のコンセプトづくり

家族それぞれが興味のあるジャンルをつなぎ合わせれば、世界にひとつだけのコンセプトが作れます。家族のことは、分かっているようでも意外に知らないことが多かったりしませんか。このコンセプトづくりは、家族の理解を深め合う、よい機会でもあります(写真をクリックすると大きく表示されます)

“じぶんホテル”のおもてなしの対象は、基本的に、あなたも含めた家族全員です。家族との時間をどう過ごしたいか、ひとりで楽しく過ごすには何が必要か。どんなふうに家で過ごしたいのかもイメージしておきましょう。それが“じぶんホテル”を形作っていく際に重要となります。真似をするだけならコンセプトは必要ないという考え方もありますが、今後のモノ選びの基準がはっきりするので、できるだけ具体的にイメージするのがおススメです。

さて、“じぶんホテル”のコンセプトが決まったら、ホテルスタイルを目に見える形で実現するための準備をしてみましょう。次回は、“じぶんホテル”の全体像を整えるテクニックをご紹介します。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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