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オリジナリティのある“じぶんホテル”をつくるには
ホテルには、どうやってゲストにくつろいでもらうかというコンセプトがあり、目指すスタイルや雰囲気を熟慮したうえで内装が整えられ、家具や小物が選ばれます。居心地のいい空間は、それだけ考え抜かれて作られています。さらに、自宅をホテルスタイルに整えるなら、もっと本質的に、常に整ったホテルのような空間にしたい。もちろん、自分らしいオリジナリティも盛り込んで。そんな“じぶんホテル”を作るために考えるべきことは、以下の3つです。
- “じぶんホテル”のイメージを固め、コンセプトを決める
- ホテルの実例を参考に“じぶんホテル”の全体像を整える
- 現状の暮らし方を把握し、理想の暮らしを整理する
“じぶんホテル”のイメージは、今持っている家具との相性が良さそうなお手本ホテルを探すうちに固まってくるはず。そのイメージが定まったら、次のステップとして、オリジナリティを決定づけるコンセプトを考えましょう。
あなたらしい“じぶんホテル”のコンセプトづくり
住まいを通じて“らしさ”を表すには、じぶんホテルとしてのコンセプトづくりが大切。家族が何に興味を持っているのかを考え、共通項を繋ぎ合わせます。たとえば、自分が旅行好き、旦那さんが本好き、子供が理科好きだったら、“小さな博物館”のあるホテル、なんてどうでしょう。本棚には本や雑誌と一緒に、実験道具を思わせる小物を並べ、ところどころに旅を感じさせるアイテムを散りばめる。そんなふうに、インテリアの想像力を膨らませましょう。
家族それぞれが興味のあるジャンルをつなぎ合わせれば、世界にひとつだけのコンセプトが作れます。家族のことは、分かっているようでも意外に知らないことが多かったりしませんか。このコンセプトづくりは、家族の理解を深め合う、よい機会でもあります(写真をクリックすると大きく表示されます)
さて、“じぶんホテル”のコンセプトが決まったら、ホテルスタイルを目に見える形で実現するための準備をしてみましょう。次回は、“じぶんホテル”の全体像を整えるテクニックをご紹介します。