江尻さんが独立したきっかけは…

セミナー風景

江尻さんのセミナー風景

FP江尻正幸さんが独立したのは2011年7月。もともと独立志向でしたが、当時勤めていた銀行をあまりにもスパッと退職したため周囲からは驚かれたそうです。

独立のきっかけは、多くの方にマネー知識を普及させたい思いが強くなったこと。変化が激しい世の中において自分らしい人生をあゆむためには、各自がお金の知識を身につけている必要があると考え、これを伝える役目を担う決意をしたのです。

そして、まず行ったことは、大学生向けマネーセミナー。金儲けのやり方を教えていると誤解してしまいがちですが、ここでは社会人として知っておきたいお金のこと(経済の流れ、長期的な資産運用、社会保障など)をグループワークなども交えながら教えているそうです。

このセミナーは2012年3月からほぼ毎月開催されていますが、「保険や投資信託といった金融商品を取り扱っていないFPが講師だから、安心して受講できる」、「CFP一括合格の経験や資格試験対策も質問できる」と評判が広がっているようです。

FP江尻正幸さんの一日に迫る

さて、江尻正幸さんの普段の一日における仕事内容をお聞きしたところ、下記のようなスケジュールとのこと。

午前6時 起床
午前7時 メールチェック・気になるFPトピックの勉強
午前10時 提携企業への定例訪問、資金繰り相談をお受けする
午後1時 従業員向けマネーセミナー(3時間)および個別マネー相談 
午後7時 ローンに関するコラム執筆
午後9時 いただいたご相談に対するご提案書作成
午後11時 就寝

今回の取材を通じて分かったこと

江尻さんは、今後もマネー教育を積極的に実施していきたいそうです。特に、大学生向けを中心に推進していき、将来的には全国を飛び回るマネー教育の先駆者になるという大きな夢を抱いていらっしゃいます。

また、同年代である20~30代経営者の顧問FPおよび彼らの会社の従業員へのマネーセミナー・個別相談にも力を入れていくことで、これからの日本を背負う世代がマネー知識を身につけ、お金だけに振り回されない選択肢が豊富な人生をあゆむサポートをしたいとのことです。

実は独立している20代FPはほとんどいないため(何を隠そう筆者も20代で独立したレアケース)、今後江尻さんのような若手FPも出現することを個人的には期待しております。同世代の方の相談は同世代の方にというニーズはあると思います。そうした視点から江尻さんは行動されているといえますね。

次回も独自色を出しているFPさんのお仕事内容に迫りたいと思います。お楽しみに。
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