照明を取り付ける際に気をつけるべきこと
円盤状のLED照明を本棚に取り付けるときに気をつけたことは、普段の暮らしでまぶしくないようにすること。プランニング編でも少し書きましたが、上から照らすか下から照らすか、という問題ですね。ガラスの棚板の下からお酒の瓶をライトアップ。夜になって本棚の照明をつけると、部屋の雰囲気ががらりと変わります |
かなり上の段に照明を取り付けるなら、光源のまぶしさは気になりません。感覚としては天井のダウンライトに近くなり、普通に部屋にいて直接光を見ることがそう多くはないからです。しかし、目の高さに照明を取り付けたい場合は、まぶしくないように設置する配慮が必要。
ソファでくつろいでいるときや、本棚の前を通ったときなど、本棚の中の照明が直接見えないような位置に設置することが大切。立ったときの視線、座ったときの視界をよく考えて照明の位置を決定します |
田中さんの本棚ではガラスの棚板を追加購入し、光をその下から当てることにしました。LEDのディスクを貼り付ける段は田中さんの目の高さに合わせます。光をほぼ真横から見ることになるため、お酒の瓶を取り出すときにも、さほどまぶしさを感じないようになっています。
ところで、幅240cm、高さ237cmというワイドな本棚を使う場合、どの段をどう活用するかが、「魅せる」だけではなく、使い勝手にも大きく影響してくるんですよ。