カバチタレの新シリーズ・カバチ3がはじまった!
■作品名カバチ3
■作者名
作:田島隆、画:東風孝広
■連載雑誌
週刊モーニング
■ストーリーと概要
主人公・田村勝弘をはじめとする登場人物たちが、行政書士事務所・大野事務所を舞台にして、法律を駆使し社会的な弱者を中心に依頼者たちを守っていく物語です。
1999年から2005年まで『週刊モーリング』で掲載された「カバチタレ!」、
その続編となる「特上カバチ!!」「カバチタレ!2」のさらに続編として、2013年23号から第3部となる「カバチ3」として連載されています。
ビルメンテナンス会社を解雇された田村は、大野事務所の所長・大野勇と知り合い、
大野事務所で行政書士の補助者として働くようになります。
田村はその後、法律家としての様々な経験を積み、やがて有能な行政書士補助者となり、
さらに行政書士試験に合格し、大野の好意により大野事務所内で開業行政書士となります。
しかし、大野がある交通事故の案件に関わったことで、行政書士としての資格を停止させられてしまいます。
■おすすめの理由
大野は交通事故の遺児の後見人となり、その子の養育に余生をかけることを決意します。
大野自体は行政書士としての資格を停止させられていますが、別の資格者が所長になれば大野事務所は存続できます。
そして、大野は誰もが予想をしなかった人事を行い、田村を所長に任命します。
こうして「カバチ3」がはじまりました。
大野事務所には、ズブの素人だった田村を一人前の法律家に育てた重森、栄田という2人のベテラン補助者がいます。
さらに、田村より有能と自他ともに認める女性行政書士の住吉もいます。
こうした一癖二癖もある所員が田村を所長として認めるわけがなく、誰も田村の指示に従いません。
その状況は、今現在も続いていますが、今後の展開で田村と所員たちがどのように変化していくのか興味が尽きません。