まだ見ぬ料理や食材を求めて伊橋が出発
■作品名味いちもんめ ~にっぽん食紀行~
■連載雑誌
ビックコミックスペリオール
■作者名
原案:あべ善太、シナリオ:福田幸江、画:倉田よしみ
■概要
1987年『ビックコミックスペリオール』の創刊に伴い『ビックコミックオリジナル増刊号』から移籍、現在に至るまで30年近くも連載が続く長寿漫画です。
1999年3月に原作者のあべ善太が急死しましたが、その後、シナリオ協力として福田幸江が参加し、「新・味いちもんめ」として連載が再開されました。
そして、2013年5月まで「味いちもんめ・独立編」、さらに2013年8月からは「味いちもんめ~にっぽん食紀行~」として連載されています。
■あらすじ
主人公は板前の伊橋悟。東京の「藤村」「桜花楼」「SAKURA」「割烹 飯塚」、京都の「さんたか」での修行を経て、東京・神楽坂の日本料理店「楽庵」の店長を務めています。
そして、友人の料理研究家やオーナーのすすめにより、まだ見ぬ料理や食材を求めて全国行脚の旅に出かけるのが「味いちもんめ~にっぽん食紀行~」です。
伊橋が訪ねた最初の場所は、後輩の実家の老舗料亭がある金沢。
本来なら立板クラスの実力があるにもかかわらず、自ら望んで追い回しの仕事からスタートします。
■おすすめの理由
主人公の伊橋が自分の料理の幅を広げるために出発した料理の道探究の旅。最初の場所は、加賀百万石の城下町・金沢。
早速、金沢の台所・近江町市場や能登半島の料理や食材が伊橋の目を通して紹介されています。
今後、伊橋がどんな土地へ出向き、その土地の料理や食材を紹介してくれるかとても楽しみです。