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病み付きになってしまう不思議なマンガ 『蟲師』

「蟲」という架空の存在をモチーフにしたファンタジー漫画。「蟲」というのは精霊や妖怪の類であり、蟲師がそれらと人間の間に起こる事象や謎を解決します。ややおどろおどろしい雰囲気で、何とも言えない読後感に襲われることもしばしば。それでもどうしてか病み付きになってしまう、不思議な漫画です。

投稿記事

一読の価値あり!架空の存在をモチーフにしたファンタジー漫画

■作品名
蟲師(むしし)

■作者
漆原友紀

■巻数
全10巻 (1999年~2008年)

■おすすめ理由
月刊アフタヌーンとアフタヌーンシーズン増刊に掲載されていた、「蟲」という架空の存在をモチーフにしたファンタジー漫画(だと思う)です。

作中においての「蟲」というのは精霊や妖怪の類であり、蟲師というのはそれらと人間の間に起こる事象や謎を解決する役割を持ちます。
時代設定は古き日本という感じ。まるで昔話のような世界観があります。
蟲というものが介在していることによって、内容としては昔話よりややおどろおどろしい雰囲気があるような気がします。
読み終わると、何とも言えない読後感に襲われることもしばしばです。
めでたしめでたし……とならない場合も多々あります。
それでもどうしてか病み付きになってしまう、そういう不思議な漫画だと思います。

個人的に大変気に入っているのが、カラーの挿絵や単行本の表紙です。
水彩絵の具で着色されたようなそれらの絵は、まさに蟲師の世界観にぴったりだと思います。
一読の価値ありです。

 


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