ゲイテイストと美味しい食べ物の両方が満喫できる料理レシピ漫画
■作品名きのう何食べた?
■作者名
よしながふみ
■連載雑誌
モーニング(講談社)
■おすすめの理由
「大奥」の映画化でも知られる、よしながふみさんの作品は「西洋骨董洋菓子店」や「ジェラールとジャック」など美しい男達が登場し、ユーモア溢れるゲイテイストが面白くて大好き。
食べ物エッセイの「愛がなくても喰ってゆけます。」は、この人料理も上手なんだろうなと思わせるグルメエッセイで、食べ物描写も美味しそうだなと思ってました。
そんな、よしながさんのゲイテイストと美味しい食べ物の両方が満喫できるのが、
「きのう何食べた?」です。
■あらすじ
几帳面でクールな性格の二枚目の弁護士、筧史郎と、優しくて人当たりの良い美容師の矢吹賢二は、同棲中のゲイのカップル。
賢二は、ゲイであることを職場のスタッフやお客さんにも隠さずオープン。
史郎は弁護士事務所の人々には隠している。
そんな二人の生活は、締まり屋で節約家の史郎が握り、毎回の食事を作り、体型キープとともに浪費防止をしている……。
弁護士というクレバーな顔を持つシロさん(筧史郎)が、会社帰りにスーパーに寄り、
ひとたびカゴを手にすると長年の専業主婦顔負けの倹約・節約ぶりを発揮します。
食材を余らせたり、腐らせるのを嫌うので、上手に材料を使い回して献立を考えるのですが、
その料理の数々が実に美味しそうなんです。
節約家庭料理なので、私もこの「きのう何食べた?」を見ながら、実際に再現して作った料理も色々あります。
料理レシピ漫画の部分が多いのですが、ゲイに関する話題や、シロさんとケンジのそれぞれの家族との関わり方、シロさんが担当を受け持つ顧客の悩みなどもバランス良く散りばめられています。
こちらから立ち読みができます。
■モーニング公式サイト 「きのう何食べた?」
HP:morning.moae.jp/lineup/24