子育て/子育て・ママ育て

ママたちの防災対策

若いママたちのグループ「スタンドフォーマザーズ」が、「防災☆ママサロン」を開催!ママパパのみなさん、防災について考えていますか?

高祖 常子

執筆者:高祖 常子

子育てガイド

若いママたちのグループ「Stand for mothers(スタンドフォーマザーズ)」。被災したママのリアルな経験のシェアと、防災についての学びが必要ということで、「防災★ママブック」も作成されています。

今回は、危機管理協会から講師を招いて、「防災☆ママサロン」を開催。当日の様子も参考にしながら、ママパパのみなさん、防災について考えてみてはいかがでしょう。

ママたちの防災準備の実情

「防災☆ママサロン」を開催!

「防災☆ママサロン」を開催!

まずは自己紹介もかねて、ママたちの防災対策を各自紹介。
  • 3歳&1歳児ママ
    「賞味期限が6年ある(レトルト)カレーを用意してます」
  • 5歳&3歳児ママ
    リュックに最低限必要なものを入れて置いてあります」
  • 4歳&2歳児ママ
    「ウォーターサーバーを置くようになりました」
  • 1歳児ママ
    「懐中電灯を用意しているくらい」
  • 10カ月児ママ
    「懐中電灯、着替え、毛布なども用意しています。避難場所をパパと話し合ってます」
  • 1歳児&妊娠中ママ
    「お水を10リットル確保。懐中電灯などは1カ所にまとめて置いてあります」
  • 9カ月&妊娠中ママ
    「ウォーターサーバーを置いていることと、子どもの離乳食を買いだめしてます」
  • 2歳児ママ「防災グッズを用意して、半年ごとに点検してます」
など、ママたちによって、意識の差がとても大きくあります。

いざというときに、どうするか?

危機管理協会の方から伺った、いざというとき押さえるべきポイントベスト4は以下。

    「身を守る!」「ベビーカーは捨ててください!」と担当者から

    「身を守る!」「ベビーカーは捨ててください!」と担当者から

  1. 身を守る
    まずは、命を守ることが第一優先。津波の場合は高台に、竜巻の場合は、地下に逃げること。ベビーカーは持たず、赤ちゃんは抱っこかおんぶで。抱っこひもを用意しておこう。
  2. 火を消す
    火事を出さないこと。消化器で火を消すことは、火事を出さないことにもつながるし、自分が逃げる道を確保することにもなるとのこと。
  3. 普段からハザードマップを確認
    自然災害を予測して、危険な箇所を図式化したハザードマップをチェックしておこう。わが家のある地域は、どんな自然災害に対して危険なのかを、把握しておくことが大切。また、周辺地域も確認しておくことで、どちら方向に逃げるべきかの判断にもつながる。
  4. 「家族防災会議」を行う
    家族でまず話し合っておくことが大事。どこに逃げるか、安否確認の方法をどうするかなどを、相談しておく。大震災の時には、電話が数時間にわたってつながりにくくなるため、ツイッターやフェイスブックなどSNSの活用も。家族で使う「災害用伝言ダイヤル」の使い方も確認しておく。
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