くらもち節も健在!笑いがちりばめられた田舎漫画

■作品名
天然コケッコー

■作者名
くらもちふさこ

■巻数

全14巻

■おすすめの理由
東京を舞台にした都会的な漫画が得意だったくらもちふさこの、初の田舎漫画ということで話題になりました。舞台は島根県のとある村で、そこに暮らす人々のハートフルなお話です。

村で一番可愛い中学生のそよちゃんと、東京から転校してきた大沢くんの恋愛を中心に、二人の家族や幼なじみたち、ご近所さんたちの日常が細かく描かれ、作中に出て来る村や学校はもちろん、市場やデパートなどの描写はとてもリアル。それもそのはず、じつは作者の両親の実家がモデルとなっていて、幼い頃は夏休みなどで定期的に訪れていたのだとか。

穏やかに流れて行く時間の中で、ちょっとした事件だったり、恋愛だったり、田舎から見た都会なんかが描かれています。私は都会でも田舎でもない中途半端な土地で育ったので、この漫画を読むと「田舎っていいな」と素直に思えます。

基本コメディなので、随所に笑いがちりばめられています。
田舎者ならではのコンプレックスや「こういう人っているよね~」的な鋭い人物描写はくらもち節健在。あまちゃんの方言にも通じる、そよちゃんの筋金入りの訛りにも注目です。




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