登録免許税
【とうろくめんきょぜい】登記や資格登録、許認可などを受けるときに国へ納付する税金。不動産の登記にあたっては、所有権保存登記、所有権移転登記、抵当権設定登記をはじめ、各種の登記にそれぞれ登録免許税が課税される。
所有権移転登記や抵当権設定登記など、登記権利者と登記義務者(買主と売主、住宅ローンの貸主と借主など)が共同で申請するものは、双方が納税義務者となるのが法律上の原則。
しかし、実際は所有権移転登記であれば買主(登記権利者)、抵当権設定登記であれば借主(登記義務者)が全額を負担する(要するにどちらも買主が負担する)ことが一般的だ。負担を拒否しても受け入れられることはない。
なお、たいていの場合は登録免許税と司法書士への報酬を合わせていったん司法書士へ支払うため、ふたつの費用を混同しないようにすることが肝心。
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