ホテルの歴史上初の金庫破りに遭遇
■日付10年程前
■場所
パリのホテルの自室
■状況
盗難
この時は、初めての一人旅で服に合わせてピアスや指輪、
ネックレス等を変えようと、折りたたみ式の貴金属ケースに入れ
恥ずかしいぐらい持って行ってしまいました。
小さい物なので気軽な気持ちで持ち、
現金と一緒にホテルの金庫にしまい安心していました。
その金庫をバールの様な物でこじ開け、ドロボーに現金と貴金属
全て持って行かれました。
そのホテルの歴史上初の金庫破りだそうで……。
最初、私の知人の仕業とか、カフェで友人に泊まっているホテルの
部屋番号を話しそれを聞いたドロボーが入ったとか色々言われましたが
翌日、ホテル側から謝罪を受け、ホテル内でスタッフ全員事情調書を
していると言われました。
■受けたサービスと支払い内容
深夜ですが保険会社に電話を入れ、
念のためカードを止めるように指示されました。
その後お金がないので、中々色々な所へ電話も出来ず、
旅行会社のパリ支局にお願いして話を一本化し
アドバイスを受けました。
パリ支局長が日本に連絡を取り大筋の話は通してくれたようです。
基本的には警察で作成される被害届が重要な書類で、
これがないと保険請求は出来ません。
警察に被害届を出すに辺り、取られた貴金属の情報を書くのが大変でした。(いつ頃買って幾らしたか、ブランド名等)
被害翌日、ホテルスタッフと支局長とホテル側が用意したタクシーで
パリの警察署へ行き書類を作成し観光どころでは有りませんでした。
帰国後その書類とセットで保険会社に郵送。
比較的早い段階で保険金が満額支給されました。
と……言っても請求金額に現金はカウントされません。
現金を入れると被害額は満額以上です。
当初は、フランスの保険会社(ホテル側加入)からの入金を
確認してから支払うと言われましたが、
自身の掛けた保険会社(日本側)の判断で入金がされました。
フランスの対応待ちでしたら、未だ入金はないと思います。
■支払い金額
30万円
かけていた携行品保険のMAX
保険を掛けたときは まさか、こんな被害に遭うとは思っていなかったので大変ショックでした。
大事故に遭わなくて良かったと思うしか有りません。