安価でお洒落なケータイを持ちたい人におすすめ
ソフトバンク「Jelly Beans 840SH」
いま、ソフトバンクモバイルのユーザーは「2極化」していると言われている。アップル・iPhoneを購入する人と、できるだけ端末は安価なものを買いたいという人たちだ。そんな中、シャープが発売した安価なラインを狙った「840SH」が登場。「Jelly Beans」という愛称がつけられ、ポップな7色展開となっているのが特長だ。
手軽にかわいいケータイを手に入れたい人にお勧めなのがソフトバンクの「840SH」
電話とメール機能をより重視したケータイ
安価に販売するために全体のスペックはかなり低い。カメラは200万画素CMOSで、ワンセグやおサイフケータイなどには対応しない。とにかく「電話とメールさえ使えればいい」という割り切ったユーザーをターゲットにした製品になっている。画面は2.9インチのワイドQVGA液晶を採用する。「カラーベールビュー」機能として、上下左右からのぞき見されないように、画面上にフィルターがかかる仕組みを搭載している。
機能面では「PCサイトブラウザ」が備わっており、パソコン向けのウェブサイトが閲覧できるようになっている。しかし、画面サイズがQVGAということもあり、実際の使い勝手はあまりいいとは言えないだろう。
操作性では、よく使う機能をすぐに起動できる「ワンタッチキー」や、メールボタンやYahoo!ボタンを長押しすることで、好みの機能を起動できる「ショートカットキー」などの仕様が盛り込まれている。ボタン自体も、テンキーは押し間違いが少ないようにキーの間隔やボタン形状に工夫が凝らされているなど細かい点に配慮が行き届いている。
840Pか840SHか。決め手は「背面ディスプレイ」
ソフトバンクモバイルの売り場に行くと、同じ価格で人気のパナソニック端末「840P」と迷うことがあるだろう。シャープとしての差別化ポイントはずばり「背面ディスプレイ」だ。128×36ドットの背面ディスプレイにより、時計表示や新着メール、お天気アイコンなどの表示も可能となっている。このあたりの使い勝手を重視するなら、間違いなく840SHを選んだ方がいいだろう。本体だけではなく、ケースにもこだわりを見せている
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ソフトバンク 840SH