デザイン、見た目を優先しているのか、携帯電話のスピーカーってゴマ粒ほどの小さな穴しかなく、いざ電話という時になかなか耳に定まらない、といった経験はありませんか。また、繁華街や駅のホームなど少し騒々しい場所では、相手の声が聞き取れないうえに、自分の声ばかりでっかくなって・・・・ちょっと恥ずかしかったり。

こんな悩みを解消してくれるケータイとして、ツーカーグループから「TS41」が登場しました。"骨で聞く"「骨伝導スピーカー」(「SonicSpeaker(ソニックスピーカー)」)を採用したケータイで、これは世界初の試みです。

「骨伝導」とは、人間が鼓膜以外から音を感じられるという特性を利用した方式で、音の振動を頭蓋骨を通じて聴覚器官に伝えることができるもの。そもそも私たちは、空気の振動を鼓膜で感知して、それを耳の奥にある蝸牛(かぎゅう)という器官に伝えることで音を聞いているそうですが、骨伝導では、鼓膜を介すること無く、骨を通してこの蝸牛に振動を伝え、音を聞きます。

「TS41」では、この「骨伝導」方式を採用することで、繁華街など騒音のある場所でも、相手の声をラクラク聞き取ることができる、画期的なケータイとなったわけです。

もともとこの「骨伝導」技術は、耳をふさがずに無線や通信の内容を明瞭に聞き取れるので、マスクを着用するためにコミュニケーションの取りにくい軍隊や消防士、イヤホンが運行の妨げになるバスの運転手、お客さんと会話したり、様子をうかがいながらセンターからの指示を受けなければならない、レストランやアミューズメントパークの従業員などに利用されていたものなんだとか。なお、固定電話については、耳の聞こえが遠くなった高齢の方にも使いやすいとして、数年前から採用されたりしています。

現在、ツーカーショップや量販店などでは、この「骨伝導」を実際に体感してもらおうというキャンペーンを実施中です。店舗の一角にデモスペースが設けられ、「TS41」に触れて試してみることができます。

(体感できる店舗の詳しい情報はツーカーWebサイトでご確認ください。)

私も早速、量販店へ行ってみました。体感ブースはけっこう足を止める人が多く、盛況の様子です。どれどれと、見よう見まねで、CMや広告のモデルのような「頬にあてる」ポーズをしてみたのですが、アレレ? ぜんぜん聞こえない・・・。おかしいな。どうしたことでしょう・・・。

説明員の方が言うことには、「頬ではなく、アゴの骨にあてる」「空いている指で耳をふさぐ」ことが、大切なお作法なんだそうです。

ヨシ、それでは耳をふさいで、再度トライ。「おぉ~っ!」本当です。よく聞こえます! 耳をふさいでいるのに音を聞く、不思議な体験です。お試し前の想像では、ビリビリと骨に響くような振動があるのかなと考えていたのですが、そういうのは全くありませんでした。

これはもう、聞いてみなくちゃ始まりません。百聞は一見にしかず、じゃなくって、この場合だと"百見は一聞にしかず"ってゆうのでしょうか。みなさんもぜひ、この新発想の「骨伝導ケータイ」を体感してみてくださいね。

参考
「ツーカーグループ」 URL:http://www.tu-ka.co.jp/
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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。