映画/口コミでおすすめのコメディ映画(洋画)

ダウニー・ジュニアが一人四役「愛が微笑む時」

ロン・アンダーウッドが監督した“ゴースト・コメディ”です。交通事故で亡くなった4人が幽霊となりトーマスに乗り移って、この世に思い残したあれこれを達成しようとします。4人に乗り移られたダウニー・ジュニアが一人で四役を演じて大いに笑わせてくれるのです。

投稿記事

成仏が迫った幽霊がこの世の未練を達成する

■作品名
愛が微笑む時 (93)

■監督
ロン・アンダーウッド

■主演
ロバート・ダウニー・ジュニア、チャールズ・グローディン

■DVD販売元
ジェネオン・ユニバーサル

■おすすめの理由
この映画は、『トレマーズ』(89)、『シティ・スリッカーズ』(91)に続いてロン・アンダーウッドが監督した“ゴースト・コメディ”です。

出産直前で病院へ急ぐ夫婦を乗せた車がバスと衝突。

事故で亡くなった4人の乗客(チャールズ・グローディン、カイラ・セジウィックら)が幽霊となって、事故時に生まれたトーマスのお守り役になります。

やがてトーマスの将来を気遣った4人は身を隠しますが、成人したトーマス(ロバート・ダウニー・ジュニア)は彼らの存在を忘れて無慈悲な仕事人間に。

そんな中、成仏が迫った4人は、トーマスに乗り移ってこの世に思い残したあれこれを達成しようとします。

1950年代を舞台にした導入部もノスタルジックな雰囲気があってなかなかいいのですが、ここからこの映画はコメディとしての真骨頂を発揮します。

4人に乗り移られたダウニー・ジュニアが一人で四役を演じて大いに笑わせてくれるのです。

同時期に『チャーリー』(93)で喜劇王チャールズ・チャップリンを見事に演じた、彼ならではの芸当です。

そして笑った後にはトーマスと4人による心温まる人情話も用意されています。

スティーブン・ビショップが歌う主題歌「Heart and Souls」もメロウな名曲です。


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