圧倒的な強さでテロリストを追い詰めていくセガール
■作品名沈黙の戦艦
■監督
アンドリュー・デイビス
■主演
スティーブン・セガール、トミー・リー・ジョーンズ
■DVD/Blu-ray発売元
ワーナー・ホーム・ビデオ
■おすすめの理由
戦艦「ミズーリ号」を乗っ取ったテロリストが敗北した原因はたった一人のコックを逃がしてしまったこと。それが世界最強のコック、ケイシー・ライバック(スティーブン・セガール)でした。たった一人のコックが協力者と共にテロリストを追い詰めていくのがこの「沈黙の戦艦」です。おすすめの理由は、ケイシー・ライバックの圧倒的な強さ、ライバックのユニークな協力者です。
ケイシー・ライバックの圧倒的な強さ
ケイシー・ライバックは戦艦ミズーリ号のコック長なのですが、元は海軍特殊部隊のSEALの対テロ部隊の指揮官です。ライバックは銃の扱い、挌闘、料理、調味料から爆弾作りなど、あらゆることができるので、テロリストの戦いはほとんど1人なのに、次から次へと襲ってくるテロリストたちを倒していきます。その強さは桁外れで、1対1では相手にすらなりません。3人いてようやく戦えるレベルで、ライバックの存在を知った指揮官がけっして1人で行動しないように仲間へ強く命令するほどです。
また、ストーリーはそっちのけでライバック(スティーブン・セガール)が敵をどうやって倒していくかが楽しみになる作品です。それ以降、沈黙シリーズも同様でセガールの強さは圧倒的です。
ライバックのユニークな協力者
戦艦を乗っ取ったテロリスト戦うライバックには素人ではありますが、協力者が現れます。その1人がジョーダン・テイト(エリカ・エレニアック)です。彼女は誰もいなくなった会場の大きなケーキに隠れていたところ、ライバックに見つかります。ライバックが事情を話すと、「特殊部隊か何か強い人?」と尋ねると、ライバックが「ただのコックだ」といわれて絶望するシーンが面白いです。彼女は中々賢く、実はライバックの側にいたほうが安全だと気づきます。そして、もうひとりがライバックと共に厨房で料理を作っていたラミレス(レイモンド・クルス)です。陽気な性格で、テロリストとの最悪な状況でも貴重なムードメーカーとなります。