朝の高円寺で酒場を探しながら歩いてみた

9月は三連休が2回もある。フリーランスの自分のような人間にはピンとこないが、普通に会社勤務をしている妻などはこういう日はやはりうれしいようだ。って、ことで飲んべえの妻に昼飲みに出かけようかと誘ってみた。すると、今は昼からじゃなくて、朝から飲むのだそうだ。そして、場所は高円寺。
えっ、高円寺なんだ。だらだらでかけて、到着したのは午前10時。朝としては遅い時間帯だ。

「高架下を阿佐ヶ谷方向へ行くといくつか店があるらしいですよ」

妻がそう教えてくれた。そこで、南口から阿佐ヶ谷方面の高架下からあたってみることにした。
しかし、高架下の店は閉まっているところばかり。ところが、その閉まった店の前の路上で若者たちが酒盛りをしている。なんだか期待が持てるなと思ったところ、赤提灯の明かりがついている店があった。
さすが、この時間にやっているんだと、のれんをくぐり、店に入ってみると、なんと、お客さんとおぼしき人1名、店の人とおぼしき人が1人、椅子を並べて寝ているではないか。なんだか起こすのも悪いので、別の店へ行くことにした。