チャイルドシート/人気・おすすめのチャイルドシート

初のISOFIXジュニアシート 312-ifix(2ページ目)

日本メーカーでは初のISOFIXで装着できるジュニアシート「TAKATA 312-ifix junior」が新登場。車のシートベルトやエアバッグなどの安全装置の世界的メーカーTAKATAの造るジュニアシートは、技術と理論がベストマッチした、堅実な安全性能を発揮します。

森本 博

執筆者:森本 博

チャイルドシートガイド


TAKATA 312-ifix juniorの使い勝手をチェック

TAKATA 312-ifix juniorは、子供の成長に合わせて、背もたれが伸び、ヘッドレストがワンタッチで高さ調節できます。しかも、ショルダーサポートが連動して、背が高くなると幅が広がるというTAKATA独特のギミックな構造も非常に実用的。面倒さがありません。

背の高さによって、適切な背もたれポジションを決められるインジケーター付。しかも肩幅が自動的に広がるギミックな構造。

背の高さによって、適切な背もたれポジションを決められるインジケーター付。しかも肩幅が自動的に広がるギミックな構造。

大柄なサイズながら、簡単に折りたためて収納に便利。

大柄なサイズながら、簡単に折りたためて収納に便利。




立派なサイズのジュニアシートで、11歳ころまでしっかり使えますが、ワンタッチで折り畳みができるので、収納にも困りません。




 
ファブリックを外すと、堅牢な本体が露出。見えないところまで造り込んでいる美しい造形。

サイドサポートが深くえぐられて、腰ベルトをタイトにサポートできるようになりました

従来のTAKATAのジュニアシートは、腰の両サイドのサポートが分厚く、腰ベルトガイドの位置が前すぎる傾向でしたが、サポートが深くえぐられ、腰ベルトの位置がかなり背もたれに近くなりました。これによって子どもが腰を深く腰掛け、正しい乗車姿勢を維持するのに役立つでしょう。

深く腰掛けて、骨盤を起こすことが、シートベルトのキープ力を高めてくれるので、子供を乗せる際には、深めに腰かけさせてあげてください。

子どもの骨盤は小さいので、ちょっとした姿勢の崩れが、安全性を損なうことにもなりやすいので、腰ベルトはできるだけタイトに腰に巻きつくのが理想です。腰が前にずれて崩れると、腰ベルトが骨盤を外れて、内臓を直接圧迫します。事故の際に、弱いおなかにベルトが食い込むのは避けたいので、普段から乗車姿勢には気を付けてあげましょう。

といっても、子供にばかりに神経質になっては逆効果。まずは親自身がシートベルトの仕組みを知って、座席に深めに腰掛け、シートベルトを留めたら、肩ベルト部を軽く引き上げてベルトのたるみを無くす、などのちょっとした動作を、子供に日頃から見せてあげる事が出来るといいですね。子どもは親の真似をしたがるものです。
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