建ぺい率
【けんぺいりつ】建築物の「建築面積の敷地面積に対する割合」のこと。「建蔽率」という漢字が難しい(常用漢字ではなかった)ので、たいていは「建ぺい率」と表記される。
ただし、文化審議会から2010年6月7日に答申された「改定常用漢字表」において、「蔽」の文字が常用漢字に追加された(追加196字に含まれた)ため、それ以後は国や自治体の文書などでも「建蔽率」の表記が徐々に増えつつあるようだ。
建ぺい率の限度は、用途地域との組み合わせにより10分の3(30%)から10分の8(80%)の間で指定されるが、防火地域内の耐火建築物など、緩和措置によって実質的に建ぺい率の制限が適用されない場合もある。
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