映画/口コミでおすすめのアクション映画(洋画)

現在の映画とは一線を画す名作「リーサル・ウェポン」

トータル4作つくられた「リーサル・ウェポン」シリーズの第一作目。「リーサル・ウェポン(人間兵器/凶器)」という題名にふさわしく、現在のCG過多なアクション映画とは一線を画す、炎の熱さが画面から伝わってくるようなアクションシーン。その合間に、若きメル・ギブソン氏のひたむきな熱い瞳も、どうぞご堪能ください。

投稿記事

若きメル・ギブソンの熱いアクション映画

■作品名
リーサル・ウェポン

■監督
リチャード・ドナー

■主演
メル・ギブソン

■DVD/Blu-ray発売元

ワーナー・ホーム・ビデオ

■おすすめの理由
この映画がたまたまテレビで放映されているのを観たり、なにかの番組で使われているのを観たりするたび、思わずこう呟いてしまいます。

「メル・ギブソン若っ」

トータル4作つくられたこの「リーサル・ウェポン」シリーズ。
1987年に公開された1作目の当時、主演のメル・ギブソンはまだ31歳でした。

癖のある多めの髪を、前髪はたてて後ろにときながし、後ろ髪はジャケットの襟を覆うくらいに長めにするという、いま見るとなかなか珍妙に思えるヘア・スタイルの彼。アメリカのハリウッドで成功したオージー(オーストラリア)俳優の走りである彼は、決して美男ではないと思います。

髪形のことは置いておくにしても、見事に張り出した額はややせまく、岩をもくだきそうながっしりした顎はどの役でも大抵無精髭に覆われ、よく見れば形のよい薄い唇も、だいたいは不満そうに一文字に引き結ばれている。

ただ彼は、目がいいですね。

さすがにおじいちゃんとも言える年齢になったいまは垂れつつある瞼に隠れてしまっていますが、この映画ではピッチピチ。ごっつい顔に似合わぬひたむきなそのまなざしを見てしまうと、犯人逮捕に必死になるあまり、建物を破壊しようが、車を大破させようが、ため息をはきつつも、なんとなく許してしまう。そんな魅力を感じてしまうのは、わたしだけでしょうか。


「リーサル・ウェポン(人間兵器/凶器)」という題名にふさわしく、現在のCG過多なアクション映画とは一線を画す、炎の熱さが画面から伝わってくるような、アクションシーン。その合間に、若きメル・ギブソン氏のひたむきな熱い瞳も、どうぞご堪能ください。


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