実際につかってこそ価値がある、清水焼の器
京都を代表する伝統工芸である京焼・清水焼。かつては、清水寺参道の二年坂界隈に多くの窯元が集まっていました。
しかし、現在は煤煙による公害問題等のために、京都市内に幾つかの清水焼団地として分かれ
窯元たちが、京焼・清水焼の製造を行っています。
その一つが、清水山を越えた山科にある「山科清水焼団地」です。
は、昭和の初めから清水焼の陶器、陶磁器を専門に扱う卸と小売りのお店。
陶器は、琳派の流れをくむ仁清や乾山写しの向付、鉢、皿、
さらに陶磁器は、木米などの食器類の品揃えが豊富なことで知られます。
「陶花堂」の品揃えのコンセプトは、「清水焼の器は、実際につかってこそ価値がある」ということ。
清水焼は観賞のための器ではなく、実際に手に取って、料理を盛り付けて、
はじめてその良さが分かるということです。
「陶花堂」では、ご主人やスタッフが訪れたお客に対してよい器を選ぶための
「器選びのポイント」も教えてくれますので、気軽に訪ねて清水焼の世界を覗いてみましょう。
■陶花堂(トウカドウ)
住所:京都府京都市山科区清水焼団地内
電話:075-592-0415
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜
HP:www.kiyomizuyaki.or.jp/member/54.html
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