建物を見るだけでも価値のある美術館
■名称日本民藝館
■おすすめポイント
東大駒場キャンパスから徒歩10分程の住宅街にある日本民藝館は1936年に創建された貴重な
歴史ある建物そのものが美術館となっています。
休日のゆっくりとした時間にプチトリップがてら出かけるデートスポットとしておすすめです。
のんびりとした雰囲気や日本文化の良さを改めて教えてくれるそんな場所。
「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠として、
1926年に思想家の柳宗悦らによって開設された美術館には他では見ることができない
稀少な作品を鑑賞できます。
そして、初代館長には柳宗悦が就任していました。2011年に亡くなった柳宗理は三代目館長でした。
アートやデザイン、民藝、工芸などが好きなカップルや夫婦にはどれも全て刺激的な作品ばかりで楽しい2人の時間が生まれるのではないでしょうか。
館内には柳氏の審美眼により集められた、陶磁器・染織品・木漆工品・絵画・金工品・石工品・編組品など、日本をはじめ諸外国の新古工芸品約17000点が収蔵されています。
なお、旧館は柳宗悦が中心となり設計されたものですので建物を見るだけでも価値ある美術館です。旧館および道路に面した石塀は、1999年に国の有形文化財に登録されています。
2Fには贅沢にもイギリスの民藝である100年以上前のイス、ベンチが置いてあり、
自由に座ることができるのでぜひ座り心地を試してみてはいかがですか?
西館で月に数回しか開館しないのですが晩年、柳宗悦は居住していたそうです。
■日本民藝館
住所:東京都目黒区駒場4-3-33
電話番号:03-3467-4527
入館料:大人 1100円、高大生 600円、小中生 200円
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜
アクセス:京王井の頭線 駒場東大前駅から徒歩7分/小田急線 東北沢駅から徒歩15分
HP:www.mingeikan.or.jp/
※データは記事公開時点のものです。