アートや歴史好きな2人におすすめなスポット
■施設名法隆寺宝物館
■おすすめポイント
シャープで極上のシンプルさがカッコイイ「法隆寺宝物館」は、上野にある
東京国立博物館の敷地内にあります。
美術館とは対照的に周囲は木々が生い茂り、美術館のエントランスには池が施されたアプローチが続きます。
「法隆寺宝物館」は谷口吉生氏の設計です。
谷口氏らしい洗練された建物は、まさに大人のデートにおすすめのオシャレ美術館としておすすめです。
エントランス手前の数センチの浅い人工池には敷地内に咲く桜の花びらが池の中に舞い散ったり、季節によって変化が楽しめるとても叙情的な雰囲気を醸し出しています。
そして、こちらの美術館は館内撮影OKですので、アートが好きなカップルや歴史好きな夫婦には十分に楽しんで頂ける場所ではないでしょうか。
館内に入ると大きなガラス窓からたっぷり差し込む光が室内を明るく包みこみ、展示室へ一歩入った途端に仄かな灯りのみで一つひとつの作品に見事な照明がライトアップされ、その中と外の明かりのギャップに感動すること間違いなし。
法隆寺宝物館は、明治11年に奈良・法隆寺から皇室に献納され、戦後国に移管された宝物
300件が収蔵・展示されています。
正倉院宝物が8世紀の作品が中心であるのに対して、それよりも一時代古い7世紀の宝物が数多く展示されており、展示物の配置がすごく計算されて、まるで宝石の展示のような優雅なディスプレイにうっとり。
暗い照明の中、展示物に仄かな灯りが照らされ幻想的な風景は大人の世界です。
緑に囲まれ、人工池を配した明るい外観と、静寂な展示室は、平成11年度の建築学会賞を受賞しています。
2Fは開放的な資料室があり、有名なデザインチェアが置かれてゆっくり休憩することができるのも魅力的。
1F奥にはホテルオークラが手掛けるレストラン、カフェがあるので、
作品鑑賞のあとはゆっくりと食事やコーヒーを飲んでみませんか?
■法隆寺宝物館
住所:東京都台東区上野公園13-9
電話番号:03-3822-1111
入館料:一般 600円、大学生400円(18歳未満 無料)
開館時間:9:30~17:00
休館日:月曜日、年末年始
アクセス:JR上野駅公園口、または鶯谷駅南口下車 徒歩10分
HP:www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php
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