では、東京五輪2020に向けて株価は上がるのか!?

こればっかりは、わかりません!

でも、せっかくの機会なのでポジティブな面に眼を向けてみましょう。
【図7undefined日本のGDPの構成】

                               【図7 日本のGDPの構成】


やはり、私たちの消費マインドが改善するはずです。いや、改善しましょう!
そうするとGDPのなかで最も大きな割合を占める消費(C)が拡大するはずです。直近287兆円の消費が拡大します。

さらに、多数の観光客に備えた公共工事をするために、政府支出(G)も増えないまでも減りはしないでしょう。直近97兆円です。

企業は投資(I)を活発化させるはずです。何十年かに1度のビッグなビジネスチャンスですから。96兆円の投資が拡大していくはずです。五輪とは関係ありませんが、世界経済の拡大に乗って、輸出(EX)も拡大するはずです。

しかし、懸念もあります。
ひとつは高齢化に伴う消費の低迷です。GDPの大きな部分を占める消費。人口が高齢化することでお金を使わなくなってしまいます。

お金を使う世代とは? やはり子育て世代ですよね。20代~40代です。

ですから人口問題の解消は日本においてとても重要な異議がありますが、今のところ安倍政権で目立った少子化対策は打たれていないように思います。(保育所の整備により、子育て支援は活発化しつつありますが)

もうひとつは輸入(IM)のなかで重要な位置を占めるエネルギーの問題です。原子力発電所の稼働について国論が二分されています。このまま石炭、LNG(液化天然ガス)などの輸入を増加させたままでは日本の富が流出してしまいます。原発への依存度を維持するにしろ、代替的なエネルギーに転換していくにしろ、長期的な視野でのエネルギー問題の解決が必要です。

東京五輪2020に向けて、日本株が上昇するかどうかはわかりません。でも、そもそも、私たちは日本株に影響を与えることができる存在です。

明るい未来を夢見て、積極的にお金を使い、将来に投資をし、成長する日本を実現するのも私たちだからこそできることです。

ここはひとつ、日本の成長のために、それぞれがそれぞれの持ち場で、がんばりましょう!

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