コンパクトサイズなのにA3プリントが可能
2013年も後半にさしかかり、年賀状シーズンを見据えて、最新のインクジェットプリンターが登場しました。今回取り上げるのがブラザー「PRIVIO NEO DCP-J4215N」です。そもそもブラザーはFAX機能を搭載したプリンターを主力として展開。オフィス、SOHO向け市場で高いシェアを獲得していました。昨年、新たにコンシューマー向けのプリンターブランドを、「PRIVO」に一新。一般市場に向けても積極的にアピールを始めています。そして、今年は、CMキャラクターに「あしたのジョー」を起用。さらなるシェア拡大を狙っている注目のプリンターメーカーです。
ブラザー「PRIVIO NEO DCP-J4215N」はコンパクトボディながら、A3サイズのプリントに対応しているのが特徴です。本体の奥行きは約290mm。その秘密は使用頻度の高いA4用紙を横向きにセット、横向きに出力する仕組みをとなっていることです。
A4用紙は横向きにセット。横向きにプリントされてくる。
A3サイズのプリントを行う場合は、背面の給紙スロットを利用するため、本体後方にスペースを確保する必要はあるが、このコンパクトサイズでA3サイズのプリントができるのは非常に魅力的です。大きなポスターや、設計図面などの印刷から、カレンダーや、メモ欄付きのA3コピーなどが利用できます。
A3プリントは背面から給紙する仕組み。