2. 「それだけ?」
一般的に家事参加のボリュームは妻と夫で感じ方が異ります。だんな様は「自分はよくやっている」と思っていても妻の方は「まだまだ」と感じているのがほとんど。従って、だんな様が「洗濯物、取り込んでおいたよ」という発言は「俺って、よく気が付くなぁ。頼まれてないことまでちゃんとやってるよぉー」という自己主張。心の中では妻からの「わー、助かるわー! ありがとう」というリアクションを期待しています。しかし妻としては「私より2時間も早く帰ってたのに、やったのはそれだけ?夕飯の支度は?」と、心の中ではもっと上のレベルを求めています。ゆえに、うっかり「それだけ?」と言ってしまい、だんな様は「二度と頼まれてないことをやるもんか!」と思ってしまうわけです。
3. 「教えたとおりにやってね」
家事の進め方のルールは人それぞれ。たとえば、Tシャツを干す方法一つをとっても、ハンガーに掛けたり竿に通したり、さまざまな方法があります。作業を頼む妻としては、自分のいつもの方法でやらないとうまくいかないから、教えた通りにやってほしいという気持ちがあります。しかし、「指示通りにやるだけではつまらない」と考えるのが男性の常。妻の指示に、さらに自分なりの工夫を加えて、妻よりもすばらしい仕上がりにしたい、という負けず嫌いな気持ちも頭をもたげます。そんな男性に対して「教えたとおりでないとダメ」という命令は、家事のやる気をそいでしまうNGワードのなのです。
■次ページでは思わず口にしてしまいそうなあの発言をご紹介!