子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その2

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

全てが暗く見える 『グレーのサングラス思考』

こんな風に見てしまうのはもったいない!

こんな風に見てしまうのはもったいない!

ある状況に置かれたとき、悪いところばかりが目につき、結果、その全体像まで、暗くネガティブなものに感じてしまう捉え方です。

例えば、

「夫は何一つきちんとできない。靴下も裏返し、スーツも脱ぎっぱなし。これでは、いくら片づけても追いつかないわ!」
「全くうちの子達はいつだって問題を起こすんだから!」

また、仕事をしている人であれば、仕事上の1つの失敗を、「こんなに低く評価されたということは、私は仕事が出来ない人間という意味だ。上司はもう私のことを信用してくれないにちがいない」

などです。ちょうど、心に暗い色のサングラスをかけているのに似ています。いったん、グレーのサングラスをかけてしまうと、どんなものもグレーに見えるもの。それ以降、耳にすること、目にするもの全てが、そのレンズを通して入ってくるので、全てが暗くネガティブな方に捉えられてしまうのです。

ひとつの嫌な出来事にこだわって、すべての現実を暗く考えてしまう……。もし、こんな考え方をお子さんがしていたら、「もったいない」と思ってしまいますよね。ママだって同じ、とてももったいないです。

>>次ページは、ママのポジティブ改革:「脱・グレーのサングラス思考」です。

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