メモリーカードの管理を再確認してみよう
デジカメ用のメモリカードとして使われることの多いSDカードとCFカード。
デジカメの機種により使用するメモリーカードの種類は様々です。最近はSDカードを使用する機種が主流ですが、一眼レフタイプであればCF(コンパクトフラッシュ)カードを使う機種もあります。どのメモリカードを使うにせよ、その管理方法をしっかりしておくことが旅先での写真データのトラブルを防ぐ第一歩です。
まず管理方法のひとつ目は、メモリーカードは複数枚持つこと。
これは、旅行に出ると日常よりも撮影枚数が増えることが多くなるため、予備として持参するという意味合いと複数のメモリーカードを使い撮影場所などを管理できるという利点からです。
旅の途中でメモリーカードの容量いっぱい撮影してしまい、これ以上撮影できなくなったという失敗はあながち多いもの。必ず、日頃撮る枚数の二倍以上の容量にあたるメモリーカードは用意したいところです。いまは大容量のメモリーカードも安価に求められますから、複数枚購入しておくのがお勧め。
旅が複数の場所、複数国に渡る場合は、それぞれの場所によりメモリーカードを使い分けるという方法もあります。この方法を使えば撮影地ごとのメモリーカードを撮影しながら作れるので、帰ってからの写真整理のときに便利です。
管理方法の二つ目が、複数枚のメモリーカードには番記を入れること。
同じメーカーのメモリーカードを複数枚持参する場合、識別できるように番号などを書き入れるなどします。番記をしておかないとどのメモリーカードを次に使えばいいのかとっさに判断が出来なくなります。
SDカードのロック用のツメ。下にツメを下すことでロックが掛かり画像消去を防げる。
そして、管理方法の三つ目は、撮影完了したメモリーカードにはロックをかけておくこと。
これは主にSDカードの機能ですが、データを間違って消去させないようにロック機能がついています。本体にある「LOCK」と書かれてあるツメをスライドさせるだけで完了。撮影し終えたSDカードには、ロックをしておけば誤って消去させることを防げます。
どれも簡単なことばかりですが、結構おろそかになりがちなことばかりなのでいま一度確認しておくといいかもしれません。
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