かつての農業用水路が憩いの場に!
公園と言うと四角くて遊具が並ぶ光景が目に浮かびますが、見沼代親水公園は、細長くて遊具のない公園です。かつての農業用水路を利用した端から端まで、水が流れる公園です。文字通りの親水公園には、何と約1700メートルにもわたって、親水路がつながります。かつての農業用水路が、1984年3月に憩いの場に生まれ変わったのです。
東京都足立区の西を走る日暮里舎人ライナーの「見沼代親水公園」駅近くから、水路が流れています。水辺には爽やかな風が吹き抜け、子ども達にとっては絶好の水遊びスポットです。
長い水路ですから混み合うことはありえません。お好みの場所で、水の中にじゃぶじゃぶと入っていくことができます。水路の中には小さな魚が数多く泳ぎ、水面にはアメンボが気持ちよさそうに駆けまわっています。
水の中をよく見ると、ザリガニなどもいます。夏にはザリガニを追いかけてはしゃぐ子ども達の姿をよく見かけます。時には大人も水しぶきをあげています。まるで、子どものようです。
また、水路に沿って約70本のサクラが植栽されており、毎年初春には絶好のお花見スポットともなっています。
■見沼代親水公園
住所:東京都足立区舎人4丁目~古千谷本町4丁目
料金:無料
営業時間:終日
アクセス:日暮里・舎人ライナー「見沼代親水公園駅」から徒歩約3分
HP:adachikanko.net/midokoro/archives/128
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