「芝桜の丘」が広く知られ、開花時期には大勢の人で賑わう公園
南に武甲山の雄大な姿を望む公園は、中央にある小さな谷によって、南と北に二分されています。北側には「見晴しの丘」、南側には「芝桜の丘」が設けられています。
その姿は、絨毯を敷き詰めたような光景です。この芝桜は2000年頃から植栽され始めたのですが、知名度が上がるに従って訪れる人が増えたため、2007年からは芝桜の開花時期は有料となってしまいました。入場料の要らないときに行っておけばよかったと後悔しても、間に合わないようです。
芝桜の時期以外は無料で、自然の緑に包まれるアスレチック広場や、テニスコートを利用して遊ぶことができます。山麓の「牧水の滝」には、秩父をこよなく愛した歌人の若山牧水の歌碑があるばかりでなく、棟方志功の作品をメインに展示する美術館の「やまとーあーとみゅーじあむ」、武甲山の自然についての資料を収集した「武甲山資料館」などの文化施設を備えています。
小高い敷地内からは西に秩父市街の眺望が広がり、様々な楽しみに満ち溢れています。
■羊山公園
住所：埼玉県秩父市大宮
電話番号：0494-25-5209
料金（芝桜の見頃の時期のみ有料）：一般 300円、中学生以下 無料
営業時間：8：00～17：00
アクセス：西武鉄道横瀬駅から徒歩約1.4km、西武秩父駅から徒歩約1.5km
HP：navi.city.chichibu.lg.jp/flower/shibazakura/
※データは記事公開時点のものです。
