横浜の港やベイブリッジの眺望が広がる公園
港の見える丘公園は、横浜市中区山手の小高い丘の上に位置する公園です。文字通り、眼下には横浜の港やベイブリッジの眺望が広がります。横浜市民の憩いの場としてだけではなく、横浜を代表する観光スポットともなっています。公園はかつて横浜港が開港されたときにイギリスとフランスの軍隊が駐屯したところでした。戦後には、アメリカ軍に接収されてしまいましたが、接収が解除された後に公園用地となりました。
1961年(昭和36)年から整備が始まり1962年に、港の見える丘公園として開園しました。公園の名称は戦後の流行歌『港が見える丘』に由来しています。
敷地の中心部には展望台が設けられ、北西部には「フランス山」、南東部の「ローズ・ガーデン」などを備えています。高台からは横浜港に出入りする船の姿をのんびりと眺めることができます。
外国から来た船の姿もしばしば見られ、横浜港が日本屈指の国際港であることを感じとることができます。木立の隙間からも横浜港の風景が見え隠れするばかりでなく、野鳥の声を聞くことができます。爽やかな潮風を感じながら、散策するのも楽しいものです。
また、園内には、大佛次郎記念館、県立神奈川近代文学館などの文化施設が建造されています。
■港の見える丘公園
住所:神奈川県横浜市中区山手町114
電話番号:045-622-8244
料金:無料
営業時間:終日
アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩7分
HP:www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/park/yokohama/kouen007.html
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