関東大震災の復興事業の一つとして造園された公園
山下公園は、横浜港の大桟橋の入口から山下埠頭にいたる、約1キロメートルの海岸線にある公園です。中華街、元町、山手など横浜を代表する観光スポットに隣接しており、横浜の観光拠点となっています。公園は関東大震災の復興事業の一つとして造園されました。1923年(大正12)年9月1日の関東大震災では、横浜市街、横浜港に壊滅的な被害を与えました。
横浜市内に散乱する瓦礫などを1925年から4年の歳月をかけて集め、海岸線を埋め立てました。その瓦礫を良質な土で覆土し、1930年に山下公園として開園しました。
園内には、「赤い靴はいてた女の子」像をはじめ、様々な彫刻やモニュメントが点在しています。彫刻やモニュメントに関するエピソードを思い浮かべながら散策するのは楽しいものです。
また、横浜港に隣接する公園らしく、6大陸へ広がる道がデザイン化された「世界の広場」や、バルセロナのグエル公園を連想するカスケードを備えた階段などが整備され、公園にエキゾチックなムードを漂わせています。
■山下公園
住所:神奈川県横浜市中区山下町279
電話番号:045-671-3648
料金:無料
営業時間:終日
アクセス:みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩3分
HP:www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/park/yokohama/kouen008.html
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