いろんなこと、2人で話し合って決めていきたいね
婚約者とはいえ、お金の話を切り出すのは気を使うかもしれません。でもだからこそ、まじめにきちんと話し合うべきだと思うのです。結婚を決めたら、ぜひパートナーと話をしてほしいお金のこと、Part2。家計や生命保険について解説します。
【目 次】
■食費は収入の何割?……P1
■結婚と生命保険……P2
■新婚時代が、貯蓄のカギ!……P3
Part1
・結婚に向けて貯める(トラブル回避の注意点)
・家計の管理はどっちがやる?
・共働きの家計管理(別財布がダメな理由)
食費は収入の何割?
暮らしの中で、工夫次第でムダを減らしやすく、なおかつ油断するとムダが発生しやすいのは、「食費」ではないでしょうか。総務省の家計調査(2009年)によると、世帯主が働いている家庭(一人暮らしを除く)のエンゲル係数は20%~23%程度です。エンゲル係数とは、消費支出(※)に占める食費の割合のこと、言い換えると「生活費全体に対する食費の割合」です。
※消費支出:支出のうち、税金や社会保険料(健康保険料、年金保険料など)の支払いなどを除いた金額のこと。食費や教育費などの「生活費」とほぼ同じ意味と考えていいでしょう。
下の表の数値には子供がいる家庭も含まれていますので、新婚時代はもう少し食費を抑えることもできそうです。「食費は、生活費の2割以内」を目標にしてやりくりしてみてはいかがでしょうか。地域による物価の違いもありますし、年収が少ない家庭では2割に抑えるのはなかなか大変かもしれませんが、なるべく外食をしない生活習慣を作るなど工夫と努力をしてみてください。
(次のページは、生命保険についてです。)
(次のページは、生命保険についてです。)