フードプロセッサー/フードプロセッサー

マルチに活躍する、ブラウン・マルチクイック(2ページ目)

ハンディタイプのブレンダーの中でも人気のシリーズ、ブラウン・マルチクイック。ご紹介するのは、スライスや千切りまでできるフードプロセッサー搭載の、シリーズの中で最も多機能なタイプです。

執筆者:戸井田 園子

スライサー&千切りを試す!

このモデル独自の機能である、スライサー・千切りツールを試してみましたので、その様子をご覧ください。

■スライス
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

食材は投入口に入る大きさにしないとスライスできません

ガイドは手動のスライサーでよくキャベツの千切りを作るのですが、これがマシンでできれば、とても助かります。ということで、キャベツからお試ししてみました。替え刃は「スライサー・薄め」を選択。が……、食材は投入口に入る大きさにしなくてはなりません。キャベツの葉の幅を生かした長い千切りはこのマシンではできないということになります。

 
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

キャベツのスライスは短めなので、コールスロー向き

投入口のサイズにカットすると、やはり短めのスライスができあがりました。櫛形にカットしたキャベツは、とんかつの付け合わせにする、ちょっと長めのキャベツの千切りより、コールスロー向きの千切りという感じです。特徴を理解して、目的に応じて使うのが良いでしょう。

 
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

オニオンのスライスも、やや小ぶりなサイズになってしまいました

続いてオニオンスライスも試してみます。やはり、玉ねぎも1/4カットにしないと投入口には入りません。細かめのスライスで良い場合はおすすめできますが、玉ねぎを半分くらいの大きさでスライスすることはできません。確かにスピードは速いのですが、オニオンスライスには今ひとつのようです。

 
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

食材が投入口に丸ごと入れば、均一でキレイなスライスができます!

次に、ズッキーニを「厚め」の刃でスライスしてみました。こちらは、細めのズッキーニでしたので、カットすることなく、そのまま投入口に入れることができ、厚みが均一でとてもキレイな仕上がりのスライスができました。このように、きゅうりやニンジンなど、細めの食材を輪切りにしたい時には、非常にキレイにできるので便利でしょう。

 

■千切り
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

ニンジンを「太め」の千切りカッターでカットしたところ

こちらも「細め」と「太め」があります。まずは、ニンジンを「太め」で試してみました。固い食材なので、回転する刃に流されることなくしっかりカットされ、良い仕上がりとなりました。炒めモノなどに向く太さです。

 
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

長いもを「細め」の千切りカッターでカットしたところ

次は、長いもを「細め」で試してみました。食材が柔らかいので、瞬間で終了! 長いもにはちょっと細すぎたようで、くてくてした感じになってしまいました。大根のツマなどには最適な細さと言えるでしょう。

 
ブラウン・マルチクイックundefinedプロフェッショナル【MR5550 MFP】

スライサーや千切りをする場合、構造上どうしても薄く食材が残ってしまう

また、フタを取ると、長いもの薄切り1枚分が残ってしまいました。これは、回転する刃と食材を押すプッシャーにどうしても多少の隙間ができるため。食材を上から押す「プッシャー」が、刃に触れるまで押し込めないのは当たり前なので仕方ないのですが、食材が全て千切りにされないことを考えると、食材はなるべく大きくカットして使うのがおすすめです。


次は、お手入れや収納性についてチェックします>>

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