飛行機の旅/LCC

LCC「ジェットスター」 サービスと使いこなし

日本各地、そして海外に就航ネットワークを広げる国内「LCC」(格安航空会社)の1つ、「ジェットスター・ジャパン」。成田空港および関西空港を拠点に、東京(成田)、大阪(関西)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)をはじめ、地方路線にも就航しています。記事では、LCC利用時に心配の手荷物、チェックイン(搭乗手続き)、予約変更とキャンセルなど、ジェットスターの国内線を利用する方法をわかりやすくご紹介します。

シカマ アキ

執筆者:シカマ アキ

飛行機の旅ガイド

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2012年7月に運航開始した「ジェットスター・ジャパン」。日本各地の国内線にネットワークを拡大しています


ジェットスター・ジャパンは、2012年7月に運航を開始。オーストラリアのカンタス航空などが出資して設立した、世界各地を運航するLCC「ジェットスター」の関連会社です。

就航直後、“成田空港を拠点とする初のLCC”として注目を集め、東京(成田)-大阪(関西)、札幌(新千歳)、福岡、沖縄(那覇)をはじめ、名古屋(中部)、高松、松山、大分、熊本、鹿児島などの地方への路線も拡大しています。国際線では、香港および台北(桃園)、上海(浦東)などに就航しています。

また、大阪(関西)、名古屋(中部)からの便、日本航空、カンタス航空、アメリカン航空とのコードシェア提携*1、また日本航空、カンタス航空、エミレーツ航空とのフリークエントフライヤープログラムを導入、航空会社として初となるコンビニエンスストアで航空券の予約から決済まで可能なシステムを開設するなど、利用者にとってより便利な機能が充実しています。また、他社より高ければその運賃から10%割引になる「最低価格保証」も提供しています。

*1 コードシェアは、全ての国際線接続と同時に予約する場合のみ対象

 

これだけ安い! ジェットスターの「運賃」

LCCは高速バス並みの運賃ともいわれるほど安く、飛行機であっという間に目的に到着できます。なお、運賃は空席数に応じて変動します。

【東京(成田発)の場合】(一例) *2
大阪(関西) 3,470円~
札幌(新千歳) 4,390円~
福岡 4,790円~
大分 5,990円~

*2 2019年3月30日搭乗分まで、エコノミークラス「Starter」片道運賃。支払手数料が別途必要。東京(成田)線、大阪(関西線)、名古屋(中部)線を利用の場合、旅客施設使用料などが別途必要。

エコノミークラスの基本運賃は「Starter」です。これに加え、受託手荷物の無料分が含まれたり、事前の座席指定が無料だったり、JALマイルが貯まるなどおトクなサービスがセットになった「ちゃっかりPlus」「しっかりMax」の2つのオプション運賃があります。基本運賃を選択した後、受託手荷物の追加など必要なサービスのみを個別に有料で追加することも可能です。

航空券の予約は、ジェットスター公式ウェブサイトがおすすめです。空港およびコールセンターでの予約だと手数料がかかるのでくれぐれも注意しましょう。

 

コンビニで気軽に購入できる航空券

 
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ファミリーマート店頭に設置されたPOP。ジェットスター・ジャパンの航空券は、国内線・国際線とも、ファミリーマートの端末「Famiポート」で購入できます。この他、ローソンおよびミニストップの端末「Loppi」でも購入可能

ジェットスターの航空券、支払いは「クレジットカード」が最も便利です。ジェットスターが発行する「バウチャー」も、支払いの全額または一部で使用できます。

また、最寄りのコンビニエンスストアのほか、銀行ATM(ペイジー)・ゆうちょ銀行・ネットバンキング、さらにペイパルでも支払いができます。旅行代理店で購入できる場合もあります。

なお、バウチャー以外の支払いには手数料がかかります。



 
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