建築年代別の住宅数(京都市)

建築年代別の住宅数

京都市内の住宅地紹介は、中京区/下京区にかけての「田の字地区」のウエイトが大変高いです。しかし京都市は、大阪市が223平方キロメートル、神戸市が552.3平方キロメートルであるのに対して827.9平方キロメートルもある非常に広い都市。「田の字地区」はそのほんの一部です。山間部が多いことを割り引いてもエリアごとにいろいろな特徴があります。

大阪市、神戸市と続いた「【統計で斬る】持家率でみる●●市●●区の違い」、最後は京都市11区についてみてまいります。まずは借家率と持家率を見てまいりましょう。

京都市区別借家
持家/借家/建築種別

数字は平成20年住宅・土地統計調査より(クリックすると拡大します)


中心部だが持家率が高い中京区

京都市全体での持家率は52%。大阪市/神戸市の持家率はそれぞれ41%/56%であり、京都市はその中程の数値です。大阪市ほどではないですが区ごとの差も見られます。持家率が低いのは中心部。下京区の37%を筆頭に東山区の42%、上京区の45%と続きます。

意外なのは中京区で持家率が50%と平均値近くなっています。差がついている理由は共同住宅の持家率の差。下京区/東山区/上京区と中京区の建て方別持家率をみると、一戸建てのそれは4区とも70%台で差がないのですが、共同住宅は中京区が31%あるのに対して持家率下位3区は共に10%台となっています。共同住宅の持家はすなわち分譲住宅。中京区内での分譲住宅ストックが多い事を示しています。

全般的にみて持家率の区ごとの数値の差は大きくありません。最高がニュータウンが多い右京区で59%、最低は下京区の37%でその差22%/約1.6倍。大阪市が35%/約2.8倍(阿倍野区54%ー浪速区19%)、神戸市は30%/約1.8倍(北区/西区68%-中央区38%)ですから、3市の中ではいちばん「区の間で持家率の格差が少ない市」といえます。

次のページでは、住宅の面積について見てまいります