ボールを相手のネット際に落とすレシーブ方法
ストップレシーブ……ボールを相手コートのネット際に落とすレシーブです。相手の短いサービスに対してよく使われ、相手の勢いを削ぐ効果があります。
相手コートで2バウンド以上させることで、長い返球を待っている相手の3球目攻撃を防ぐのに大変有効です。
ここでは最も多いフォア前の下回転サービスに対するストップレシーブの方法です。
方法(右利きの場合)
- サービスが短いことを判断して、フォア前に移動します。
- 台の下に右足をしっかりと踏み込みます。
- ひじに余裕を持たせながらできるだけボールに近づきます。
- バウンド直後のボールを力を抜いてとらえます。
ポイント
「ボールの勢いをいかに殺すか」がストップレシーブ最大のキモです。ひじを柔らかく保ち、ラケットの角度に注意します。ボールを打つ、というよりはボールが飛んでくる場所に先にラケットを出して、そのまま動かさずに当てるイメージです。
特に相手が台から離れている時に威力を発揮します。その様な状況では仮に返球されても相手は体勢を崩す場合が多く、流れを自分のものにできます。
有効な練習方法
- 早い打球タイミングを習得するのに役立つ、レシーバーコート上のボールバウンド予想位置からノーバウンドで打球する練習。
- バウンド直後のボールを柔らかくとらえるために役立つ、ネット際二人一組で小さくラリーを続ける練習。場所を換えたり、フォアハンド、バックハンド両方で行う。