夫が計画した私たちの結納
■結納を行った理由私がしてほしいと言ったわけではないのです。イベント好き・女の子並みにロマンチックな主人が「結納はやるべきでしょう!」みたいなノリで、さくさく計画。そのあとで、そうとう費用がかかると知り、冷や汗をかいてらっしゃいました。
私の父はそういうことを気にしない人ですが(母は20年ほど前に死去)、私の親せき筋は相当に気にするタイプの人たちが多い、つまり古風な考えの人が多いので、今にして思えば、主人が結納をしてくれたおかげで親戚から棘のあることを言われずにすんだと感謝しています。
■出席者
近親のみで。
新郎は……父・母・妹・弟・父方の伯母2名(母方の親類は遠方のため呼ばず)
新婦は……父・姉・弟2名・父方の伯母2名・父方の伯父1名(母方は遠方)
■スタイル
スタイルもなにもあったものではありませんでした。
適当にネットで「結納セット」を購入。確か「九州だし、関西式でいいんじゃない?」とか適当なことを言っていた記憶があります。そこに「結納はこうするものですよ」みたいな説明書きがつけられていたので、それにのっとって行いました。
仲人も無し。なんといっても主人の思いつきで始まったことでしたから……。
結納金は「新郎側から必ず支払うこと! 相場は100万!」と書かれていたので、主人から札束をお納めいただきました……が、実はそのお金、私が立て替えてたのは今も内緒です。考えなしにそういうことをすると痛い目に遭いますよ。
■場所
古式ゆかしく私の実家、応接間にて行いました。
いまも結納飾りが出しっぱなしです……(結婚8年超え)
■かかった費用
折半です。
小出しにしましたが、あまり考えなしにやると(おもに金銭的に)痛い目を見ます。
でも、新婦側からすると、大事にされてるんだなぁという気分が味わえて、嬉しいものです。
最後の振袖も、思い出深いですし。
ちなみに友人が、結婚前のあいさつで「結納は無駄だからしない」と彼氏側からオファーがあり、その後、結婚自体が破談になりました。
もちろん結納をしないことだけが原因ではないとはいえ、結納の持つ意味を少し考えさせられた次第です。