結婚式の芳名帳やご祝儀袋に名前を書くときなど、公の場ではもちろん、お礼のハガキやちょっとしたメモなど日常生活でも披露する機会の多い“書き文字”。メッセージを伝える手段として、パソコンや携帯電話のメールが主流の今だからこそ、文字を美しく書けるようになれば、それは立派な武器になります。
ペン習字のレッスンに要注目!
「キレイな字を書きたい!」と大人になってから書写に興味を持つ人が増えています! |
「今さら“書きグセ”を直すことなんて、できないのでは?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。ところが、ペン習字のレッスンは書いた分だけ間違いなく上達するのがいいところ。効果がすぐに実感できるのも、モチベーションがあがる理由でしょう。
美文字レッスンは、思い立ったときがはじめどきです!
美文字を目指すなら、独学orスクール?
筆文字やペン字など、美文字レッスンを受ける方法には、通信教育などの独学の場合と、個人で開いている教室やカルチャーセンターなどのスクールに通う場合があります。独学のメリットは、時間に融通がききやすい点でしょう。お仕事や子育てなどで忙しい人でも、やる気さえあれば、時間と場所を選ぶことなく続けられるのは魅力的!
進度や上達度も、周りの人を気にせず自分のペースで取り組めるので、“コツコツ派”には向いています。
一方、「ひとりだとサボってしまいそう……」という独学に自信のないタイプの人であれば、書道教室やスクールに通うのが断然おすすめ! 先生やほかの生徒さんとのコミュニケーションも、レッスンに通う楽しみや励みになるからです。
また、“通い派”は、その場で先生に指導してもらうことで、力の入れ加減や文字を書くときのスピードなど、細かい部分まで丁寧に教わることができるので、今までの疑問や誤解は短時間で解消できると評判です。
個人教室やスクールを選ぶときのポイントは?
個人の先生が主催する書道教室にするか、比較的大規模のスクールのレッスンにするかで迷ったときは、目星をつけた候補のところへ見学に行ってみましょう。先生の書く字を見て「こんなふうに書けるようになりたいな」と思うことも大切ですが、先生の教え方や、通っているほかの生徒さんの年代や雰囲気も意外と大事なポイント。字を書くときに、自分が「気持ちいいな」と感じる場所だとノビノビと集中できるので、自然と上達も早くなります。
そのほかにも、「女性限定の教室」「道具のレンタル制度がある」「生徒の年齢制限が20歳以上」など、自分が最優先したい事柄を書いたリストをつくり、見学した後にチェックをしてみると納得のいく教室選びができそうです。