方法3:損失を限定させる
例えば、クレジットカードの分割払いはいついくらの利息がつくのかはっきりわかりますが、リボ払いだと買い物を続けている以上、いつまで利息がつき、いつ支払いが終わるのかわからなくなります。こういう支払い方法は損失が限定されないのでおすすめできません。他にも、金融商品を買う時、保険に入る時など、どんな状況になったらどのくらい損失が出るのかを確認し、損失が出た時のアクションまで事前に決めておきましょう。それがリスクコントロールにつながります。
方法4:お金の入口を増やす
収入源をひとつに絞ることなく、数カ所から収入がある状態を作っておくことも重要です。どんな状況になってもすぐに働き口があるよう、「稼ぐ力」を身に付けることも大切ですね。方法5:助け合える人間関係を築く
困ったことが起きた時、助け合える人間関係を築いておくことも大切です。ご近所の人たちなどと普段からコミュニケーションをとることで、いざという時にも助け合えるようにしておきたいものです。子どもを授かると、地域の「見守り隊」などに対して改めて感謝の気持ちがわきます。地域の人々に見守られながら私たちも大人になり、子どもたちも育っていくことができるわけです。
リスクコントロールの手段は、保険や貯蓄だけではありません。普段のお金の使い方から働き方、人間関係まで、もしもの事態を想定しておくことで、今後の行動も変わってきます。これらのリスク対策ができていると、不安がなく、よりいっそう自分らしく生きることができるでしょう。
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