未来は「家計管理と考え方」次第でどうにでもなる

「老後難民」や「長生きリスク」という言葉をよく耳にするようになりました。家計を一生懸命やりくりしている主婦や、頑張って働いている人々にとって、未来に希望が持てないのはとても悲しいことです。

しかし、未来は「家計管理と考え方」次第でどうにでもなるものです。今回は、老後難民にならず、ハッピーな老後を迎えるための方法をお伝えしたいと思います。
 

子育て世代の多くは「老後難民」予備軍

私が家計管理に目覚めたきっかけは、自分で作ったキャッシュフロー表です。子どもたちが大学に進学する頃から、1000万円以上の赤字が死ぬまで続くという結果になったのです(詳しくは「家計管理で浪費家を脱出した3つの方法」)。

このようなケースは我が家だけでなく、今の子育て世代の家計に多く見られます。その大きな原因は、所得が増えないのにマイホームや車、保険料、教育費といった支出を抑えないという点にあります。つまり、非常にバランスが悪いのです。

支出面を身の丈にあったものへとシフトし、時間とお金を有効に使って資産を形成できるように一歩踏み出せるかどうかが、老後難民となるか、ハッピーな老後を迎えるかの分かれ道となります。
 

ハッピーな老後には3つの「資産」が不可欠

老後をハッピーに生きるには、「資産」が必要になります。「資産」にはいろいろな意味があり、中でも「お金」「健康」「友人」が大切です。 それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

 
日頃の家計管理の積み重ねが、ハッピーな老後につながる

日頃の家計管理の積み重ねが、ハッピーな老後につながる


1.お金

お金を貯めるには「時間」が必要です。始めるには早いに越したことはないということですね。「稼ぐ」「減らす」「貯める」「増やす」、これら4つの車輪がしっかり回っているからこそ、資産を形成することができます。
  • 稼ぐ
    収入を増やすには、自分を磨く努力が必要
  • 減らす
    一時的な節約ではなく、継続的な倹約体質を作り上げることが大切
  • 貯める
    コツコツと貯めるには時間が必要
  • 増やす
    運用成績をあげるには、経験による相場観が必要。相場観は時間とお金をかけて作り上げていく
 

2.健康

健康で過ごせるかどうかも重要です。食事やスポーツジムなどに、お金をかけるというわけではありません。今は、少ないお金でも栄養価の高い食事を作ることができます。インターネットのサイトにもレシピがたくさん掲載されています。

運動にも、お金のかからないモノから高額なモノまでありますので、家計とのバランスを取りながら、自分が一番楽しく続けられる方法を見つけるとよいと思います。

また、笑顔があふれる家庭にすることで、外でのストレスも軽減されて精神的負担から心身を守ることができます。「体と心と家計」、この3つにバランスよくお金を配分する能力が必要だということです。

 

3.友人

一人で過ごす老後と友人たちと過ごす老後、どちらが楽しいかは一目瞭然でしょう。豊かな人間関係はかけがえのない資産ですが、人間関係をスムーズにするには、少なからず「お金」が必要となります。人間関係にとって「お金」は、潤滑油という役目を果たしてくれるのです。

たとえば、家計の許す範囲で相手の喜ぶ顔を想像しながら、何かプレゼントを贈ってみてはいかがでしょう。もらう側はもちろん、贈る側も幸せな気持ちになります。

素晴らしい人間関係を築きながら年齢を重ねることができたら、なんと心強いことでしょう。「お金は自分と周りを幸せにする道具」なんですね。

ところで、これら3つの資産の基盤は、全て家計管理にあることにお気づきでしょうか? 収支や資産・負債の有無などの現状を把握し、未来を明るいものにするには、家計をうまく管理し、上記のことにバランスよくお金や時間を配分する必要があるのです。
 

家計管理の習慣がハッピーな老後をつくる

未来を国や会社に依存するのではなく、自分自身で豊かで幸せな未来をつくり上げていく。そのために家計管理の能力が必要になってきます。

家計管理は毎日のことです。しかし、歯を磨くのと同じように習慣化させれば、歯磨きをしたときと同じように気持ちがよくなります。毎日のコツコツとした積み重ねが、人生をよりいっそう素晴らしいものへと変えてくれるのです。

お金が瞬時に貯まることはありませんが、幸せや豊かさを瞬時に感じることはできます。幸せと豊かさを感じ、それらに感謝する心と毎日の家計管理を習慣化させることで、未来は希望にあふれ、ハッピーな日々、老後を送ることができるでしょう。


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