老後が安泰な人と、そうでないケースの特徴とは

年金いくらもらえる?

年金いくらもらえる?

多くの家計を見てきましたが、老後が安泰だと思える人には特徴があります。特殊なケースではなく、一般的に見て、老後が安泰になりやすいケースとそうでないケースがあります。勤務先や制度の事など、自分で変えることができないこともありますが、自分はどちらのケースに当てはまるかを考えてもらい、だからこそどう備えるべきか?ヒントにしてもらえると嬉しいです。

老後が安泰な人の特徴

特徴1 厚生年金(会社員)・共済年金(公務員)の期間が長い
会社員や公務員の場合、社会保険料として労使折半で年金を納める仕組みに なっているので納め忘れるということがありません。従って、未納期間がほとんど無く、国民年金と厚生(共済)年金の2階建てをしっかり受取ることができます。

特徴2 企業年金がある
今でも大企業を中心に確定給付型企業年金の終身型・有期型をお見かけしますが、多くの企業が確定拠出年金に移行されてきました。公的年金以外に年金があるというのは老後の安定に大きく影響します。

特徴3 個人年金がある
早いうちから個人年金保険でコツコツお金を貯めてきた人は、安心度が高くなります。個人年金という名称でなくとも60~70歳に満期を迎えるように設計された保険商品を持っている方も同様です。

特徴4 住宅ローンが60歳までに完済予定である
通常、家計の中で一番大きな支出は住居費(住宅ローンや家賃)です。この費用が60歳までに完済予定だと、家計はぐっと楽になります。退職後、収入が減るのに対し、住宅ローン等で支出は多いままだと、精神衛生上も負担がかかります。

特徴5 家賃収入や配当金収入といった資産から生まれるお金がある
アパートや貸家の家賃収入や、まとまった株式などの配当金収入といった「不労所得」があると心強いです。60歳以降は若い頃のように体を資本にした働き方では体がもちません。資産から生まれるお金があると余裕が生まれます。しかし、資産を持つ以上、子どもへの贈与や相続といった継承についても配慮する責任が生まれます。

特徴6 60歳以降も自分で稼げるスキルがある
自営業の人は定年という概念がありませんので、働ける時まで自分で稼ぐことができます。また、会社という看板を外しても、自分で稼げるスキルがある人は、老後も強い家計を作ることができます。会社員でも老後を見据え、40~50代から新しい事を始め、退職後には自分の好きな仕事で稼いでいく方もいらっしゃいます。そのような方は、活き活きとしているので年齢を感じさせません。60歳以降も現役でいられる事や稼げることが自信となってその人を輝かせているのでしょう。

その他の特徴
金銭面以外では、健康や人間関係が老後の生活を大きく左右します。親子関係や兄弟姉妹関係が良ければ多少お金に困ることがあっても助け合うことができます。また、精神面では孫の世話や地域のボランティアなど、「生きがい」を持つことがポイントになります。

・健康であること
・親子・兄弟の仲が良い事
・地域や友人との人間関係が良い事

次ページでは反対に老後が不安な人の特徴をお伝えします。自分のライフプランを想定し、「〇〇がない」という事に対し、どう対処していくかが大きなポイントとなります。