クリント・イーストウッドとジェフ・ブリッジスの名コンビ
■作品名サンダーボルト
■監督
マイケル・チミノ
■主演
クリント・イーストウッド ジェフ・ブリッジス
■DVD発売元
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
銀行の金庫を大砲で破壊して現金を奪うという派手な手法で始まる映画がサンダーボルトです。おすすめの理由は、マイケル・チミノ監督のデビュー作、サンダーボルトとライトフットの凸凹コンビです。
マイケル・チミノ監督のデビュー作
個人的にはこのサンダーボルトがマイケル・チミノ監督の最高傑作だと思いますが、これがデビュー作となります。天国の門、ディアハンター、イヤーオブ・ザ・ドラゴンなどの作品を後に手がけています。さらに、凄いのはダーティハリーで人気絶好調のクリント・イーストウッドが新人の監督作品に出たところでしょうか。サンダーボルトとライトフットの凸凹コンビ
クリント・イーストウッド演じるジョンはサンダーボルトという異名を持つ銀行破り。ところが、奪った50万ドルの分配で争うことになり、軍仲間のレッドから追われるようになります。そして、隠れるように小さな教会の牧師をしていました。対するジェフ・ブリッジス演じるライトフットは泥棒で、中古車のディーラーから高級車を盗みます。一方、ジョンの居場所を突き止めたレッドが教会を襲撃します。そして、ジョンは逃げる途中にライトフットが乗っている高級車にぶら下がって救われます。
こんな数奇な縁でコンビを組むことになった二人。最初はライトフットが一方的にジョンを尊敬して、ジョンはお調子者のライトフットに辟易しています。しかし、徐々に心を開き始めはじめます。
このライトフットがとても良いキャラで、お調子者ですが、結構めげない性格です。ジョンが50万ドルを失っても、またやればいいじゃないかと手軽に提案するのも面白いです。ジョンはまた同じような手口で銀行を襲う計画を考えていくので、やはり、良いコンビです。
今作は気軽な気持ちで視聴できるアクション作品に仕上がっていますので、家族揃って映画を視聴するのも良いです。