ドラマ『半沢直樹』の隠れた見どころは「夫婦愛」
2013夏クールの最も話題のドラマと言えば『半沢直樹』。このドラマで出番こそ少ないものの、抜群の存在感を見せる妻役の半沢花こと上戸彩さん。最近自身も結婚された上戸さん演ずる半沢花の癒しテクニックに、今注目が集まっています。
ドラマ『半沢直樹』とは
ドラマ『半沢直樹』の隠れた見どころは「夫婦愛」
「やられたらやり返す。倍返しだ」
のキャッチフレーズでおなじみのドラマ『半沢直樹』(TBS系、日曜21時~)では、銀行内のどろどろとした人間模様と、融資を巡る多くの人の駆け引きをスリリングに描いています。原作は池井戸潤氏の『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』。
主演は実力派俳優としてドラマや映画で引っ張りだこ、最近では菅野美穂との結婚が話題になった堺雅人。そのほかには、及川光博、香川照之、石丸幹二、中島裕翔(Hay Say Jump)など、実力派からアイドルまで脇を固める俳優陣もバラエティーに富んでいます。
視聴率は、初回の19.4%から回を重ねるごとに伸び、2013年8月11日放送の第5話では、平均視聴率29.0%を記録するなど、今、まさに絶好調です。
そんな手に汗握る男のドラマの中で、唯一「ホッとできる」のが、半沢直樹を明るく支える妻花(上戸彩)との夫婦のシーンです。半沢夫婦のシーンは決して多くはないですが、花といるときだけに見せる半沢直樹の表情は、「微笑みの貴公子」堺雅人の本領発揮ともいうべき素晴らしい笑顔で、そこがとても印象的です。
上戸さん自身も公式サイトのインタビューの中で「男性のエネルギーが強いドラマですので、仕事から家に帰ってきた時にほっと一息つけるような、見ている人にとってもオアシスのようなシーンになればと思っています」と語っています。
そこで、今回は会社では常にギリギリの戦いをしている半沢を支える、花の「癒しテクニック」を分析してみます。