豊かな琵琶湖疏水を取り入れた名園で頂く絶品湯豆腐
南禅寺の参道に入ってすぐの場所にある庭園自慢の料亭が「八千代」です。この地は江戸時代の国学者上田秋成が晩年を過ごした「うずら居の庵」があったところとされます。「八千代」の歴史は安土桃山時代にまで遡るとされます。そのはじまりは御所に出入りを許されていた魚問屋で、豊臣秀吉が聚楽第に宴席を張った際に料理を任されたと古い歴史に記録されています。
現在の南禅寺参道にお店を構えたのは戦後のことだが、東山を借景とし本館を取り巻く池泉散水式回遊庭園「青龍庭」は、琵琶湖疏水の豊かな水をうまく取り入れた名園。
平安神宮神泉や円山公園などを作庭した小川治兵衛の作で、四季の移ろいを愛でながら湯豆腐が楽しめます。
湯豆腐定食は、2,700円~3,700円まで。豆腐は京都白川の豆腐店の毎朝作り立てのものを用います。利尻昆布の出汁のみで煮るため、柔らかな食感と淡白でありながら豆腐そのものの滋味溢れる味が楽しめます。
湯豆腐定食には、八寸、精進天ぷら、ごま豆腐のゆず味噌かけなどが付き、食べ応えも十分です。
■八千代
住所:京都府京都市左京区南禅寺畔
電話番号:075-771-4148
価格:湯豆腐定食2,700円~3,700円
営業時間:11:00~15:00、17:00~19:00
定休日:無休
アクセス:www.ryokan-yachiyo.com/access/
HP:www.ryokan-yachiyo.com/
※データは記事公開時点のものです。